面倒事 ページ4
◇
鎹鴉の“
まぁ、そんな重要な任務が“柱”を差し置いて“甲”の自分に真っ先に回ってくるとは思わないが。
同行でも十分だ…鬼を多く滅殺する為にも、柱と同行ともなれば十二鬼月にかち合う確率もあがる…柱になる為なら同行でも何でもいいんだ。
屋敷に入り御館様のもとに向かう途中で、様々な隊士達に声をかけられたが何とかそれを躱した。
鬱陶しいし、何より人と話すのが苦手だ。
大切になり得る存在を作るのも…
今でもまだあの鮮烈な赤’を思い出すからだ。
_______________
____________
「ッ〜!!」
喋り声?嫌、叫び声か怒鳴り声か…?
御館様が居られる処からだな…。
『騒がしいな。そこの何事だ!』
近くに待機していた隠達に問いかける。
話すのは苦手だが、こういう状況の時は仕方がない。
「
「いっ今、柱合裁判が行われてまして…」
『柱合裁判…?』
柱が直々に何を審判しようとするのか。
隊律違反でここまで騒がしくなるような事にはならないはず…
「はっはい。」
「御館様が柱の皆様を緊急招集なされました!」
『なるほど…引き止めて悪わかった』
「「「 失礼致します!!! 」」」
大方、僕が呼ばれたのはこれが理由だな。
それにしても柱が緊急招集…気になる
隠達がバタバタと去っていくのを目で追い、面倒事を予感しつつ歩みを再開した。
120人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
渦(プロフ) - 星猫さん» ありがとうございます!コメント返信遅くなってしまって申し訳ないです!!これからも頑張って更新させていただきますね! (2021年9月15日 21時) (レス) id: d1870f2c27 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 初めまして!とっても素敵ですね!高評価しました! (2021年9月9日 21時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:渦 | 作成日時:2021年1月6日 1時