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面倒事 ページ4





鎹鴉の“(ともえ)”から御館様の言伝を受け、半日ほど経った頃についた。急を要する様な事では無いにしろ、御館様がわざわざ参るように仰る事は滅多に無い。鎹鴉を通すのも憚るような重要な任務なのか。重い足取りもいつの間にか駆けていくようになっていた。
まぁ、そんな重要な任務が“柱”を差し置いて“甲”の自分に真っ先に回ってくるとは思わないが。

同行でも十分だ…鬼を多く滅殺する為にも、柱と同行ともなれば十二鬼月にかち合う確率もあがる…柱になる為なら同行でも何でもいいんだ。


屋敷に入り御館様のもとに向かう途中で、様々な隊士達に声をかけられたが何とかそれを躱した。

鬱陶しいし、何より人と話すのが苦手だ。
大切になり得る存在を作るのも…




今でもまだあの鮮烈な赤’を思い出すからだ。




_______________

____________


「ッ〜!!」

喋り声?嫌、叫び声か怒鳴り声か…?
御館様が居られる処からだな…。


『騒がしいな。そこの何事だ!』

近くに待機していた隠達に問いかける。
話すのは苦手だが、こういう状況の時は仕方がない。


雪曇(くもう)様!」

「いっ今、柱合裁判が行われてまして…」

『柱合裁判…?』

柱が直々に何を審判しようとするのか。
隊律違反でここまで騒がしくなるような事にはならないはず…

「はっはい。」

「御館様が柱の皆様を緊急招集なされました!」

『なるほど…引き止めて悪わかった』

「「「 失礼致します!!! 」」」

大方、僕が呼ばれたのはこれが理由だな。
それにしても柱が緊急招集…気になる

隠達がバタバタと去っていくのを目で追い、面倒事を予感しつつ歩みを再開した。

柱合裁判:開廷→←鬼斬



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設定タグ:鬼滅の刃 , 逆ハー , 原作沿い?   
作品ジャンル:アニメ
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(プロフ) - 星猫さん» ありがとうございます!コメント返信遅くなってしまって申し訳ないです!!これからも頑張って更新させていただきますね! (2021年9月15日 21時) (レス) id: d1870f2c27 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 初めまして!とっても素敵ですね!高評価しました! (2021年9月9日 21時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2021年1月6日 1時

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