狼少女・幸せよ永久に〜坂田銀時〜END

第603話 ページ14

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Aは芝生の上に座り、俺はそのAの隣に座る。


するとAは自分の膝を叩いて


貴方「頭」

と言った


言われたこともなく、
ましてや予想もしなかったその言葉に驚くが、体が自然にいう事を聞いた



するとAは俺の頭に手を乗せ撫で始めた



しばらく無言が続き、俺は


銀時「話したいことって…何？」

と聞くと、Aは思い出したようで


貴方「あぁ、そうね」

と微笑を含んで言った。


貴方「銀時が拗ねてたから元気付けてあげようとしたんだけど


もう元気そうだから大丈夫ね」


銀時「なっ、俺拗ねてる！


怒ってるんだぞ！」

と必死になって言ってしまったため、自分の言った恥ずかしい言葉に気付かなかった


するとAは


貴方「あははっ」

と声を上げて笑った


貴方「本当、銀時可愛い」

銀時「可愛くねぇっ」

と若干照れ気味になってしまう


貴方「そんなに私と話したい？」


銀時「あったりめーだろ？


この世で一番愛してるってのに話したくねー訳ねーだろ？」

とわざと仕掛けてみると


貴方「そうなの？ありがとう」

と嬉しそうに笑っただけで、逆に自分が恥ずかしくなって照れてしまった。

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