かみなり ページ5
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ピピピピ ピピピピ ピピピピ
「ん〜、、」
目覚ましを止めたいのに、今日は体がなかなか動かない。目覚ましの音が遠くなっていくようにまた眠りに落ちそうになる。
まるで誰かに包まれてるような、そんな温もりを感じながら。
ん、？包まれてるような…？
「……ぅ、あ」
春千夜「おい…はやくアラーム止めろ」
「ぎゃああああああああああ！！！！！！」
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「ほんっっっと信じらんない！！キモイ消えろ！！」
春千夜「たかが横で寝てたくらいでそんな喚くなよ」
「あーまじキレたぷっつーんもう口聞かない」
なにがたかがだよピチピチ高校生と三十路の男が一緒に寝てること自体おかしいでしょてか何でかってにベット入ってきてんだよおかしいおかしすぎるこいつの頭もおかしすぎる
春千夜「あーあ昨日抱きしめてきたのそっちのくせによォ」
「抱きしめてねーーーわ！！」
春千夜「はい口聞いたー！」
「ほんっっっとムカつく！！！し ね！！大っ嫌い！！！」
春千夜「何とでも言っとけ言っとけ」
このヤク中がほんと腹立つ。薬のしすぎで脳みそまでおかしくなってんでしょこれ
蘭「ちょっとそこの2人静かにして。今偏頭痛で頭痛いのに余計響いて痛くなる」
「このヤク中に言ってよ！！私悪くない！！」
蘭「確かに勝手にAと寝てたことはオレも許せねェな。今日はオレと二人で寝よっかAチャン♡」
「あーいらん心配どうもありがとう遠慮しときますさよなら」
蘭「三途と寝るのは許したのにオレはダメなのー？」
「あいつも許しとらんわ！！」
もうこの場にいるだけで疲れる。まだ昼前なのにゲッソリしてしまった私は呆れながらその場から離れた。
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「うわぁさっきより酷そう」
朝言い合いしていたときに蘭が言っていた偏頭痛は、雨から来ていた様で、その頃から次第に雨は勢いを増しているようだった。お風呂入っといてよかった。
ゴロゴロゴロ＿＿
「雷…苦手なんだよな、」
雷も鳴り始めていた。今は音がするだけで、光ったり落ちたりはしていないようだ。
「…もっと酷くなる前に寝ちゃおっと」
まだマシな状況の内にと、寝ることにした
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作者名：みょんたん | 作成日時：2023年9月2日 2時
