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軽々と持ち上げられるからだ、
すぐ側のベッドにぽすんと落とされた。
え、え、え！
真上にある瑞稀くんの顔、
……押し倒されてる、
キス以上の経験なんて、ありませんけど？！
口をぱくぱくとさせて、あからさまに動揺。
瑞稀くんは楽しそうに微笑んでいる。
ソウイウコトは好きな人としたい。
好きな人、
……瑞稀くんだけど。
瑞稀くんはきっと私のことを好きじゃない。
『……っ、ヤダ！』
「イヤ？」
柔らかく手首を掴まれ、頭の上に固定される。
白いシーツに散らばった長い黒髪、
するりとネクタイが解かれる、
慣れたように外されるボタン。
『、ね、ぇ、みず、』
「……ん？」
晒された白い肌に這わされる瑞稀くんの指先。
雰囲気に、誘惑に、流されそう。
……だけど、
『っ、離して！瑞稀くんのバカ！！』
目いっぱい瑞稀くんのからだを押して、何とか逃れる。
スマホだけ手に取って、バタバタと家を飛び出した。
震える指先でボタンを閉じて、
着信履歴の一番上に表示された、
飛貴の名前をタップした。
『も、もしもし、』
好きだけど、好きだから、
瑞稀くんのことを受け入れられなくて、
ずるい私は、自分のことを好いてくれていると知っている飛貴に縋った。
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kiyoko__KING(プロフ) - 瑞稀くんの俺様帝王感ツボです。いつも癒しありがとうございます。 (2019年4月21日 0時) (
レス) id: e9d1effcf1 (このIDを非表示/違反報告)
ろんさん - 井上瑞稀くんが好きで読んでみました。同級生とかの話もすごく好きなんですが、瑞稀先生...（言ってみたかった）..めっちゃアリだぁー と楽しみながら読んでました！アオさんのＤｉｓｔｉｎｙも読みました！とても感動しました！次の投稿楽しみにしてます！ (2019年4月15日 18時) (レス) id: e75be039f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5&scr=novel/jeyuto01...
作成日時：2019年4月14日 16時
