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Aside
数日後に届いたのは、書類審査合格の通知やった。
これが、どれだけ奇跡的なことでホンマならありえへんことかは、当時のあたしには知る余地もなかった。
ましてや、この先に待ち受けるたくさんの困難なんて、なおさら考えられるはずなんてなくて、ただ…夢が少しだけ叶ったような気がして嬉しかった。
そして、オカンにこのことを話したら…まぁ、めちゃくちゃ怒られたんは言うまでもないやろ？笑
「芸能界が…ジャニーズ事務所がどんだけ大変なとこかわかっとるんか？オカン、Aにこれ以上苦労させたらオトンに怒られてまうわっ!」て…
せやけど、あたしは諦めんかった。
「何があっても頑張る!何があっても泣かん!せやから、オーディションに行かせて下さいっ!」
その一点張り。
最後にオカンは呆れた顔で、
「オカンの夢を叶えようとしてくれたんやろ？光GENJIに会わせようとしてくれたんやろ？ありがとう…ホンマに…ハチャメチャやけど優しいとこは、オトン譲りやなぁ…」
そう言って優しく笑ってくれた。
「でもな、えぇか？やるんやったら、最後までやり切るんやで？全力で頑張ってきぃや!」
オカンはそう言って応援してくれたけど、きっとオカンの中では次のオーディションでは落ちるやろう…と思ってたんが正直なとこやと思う。
こうして、オカンとあたしは指定された東京のオーディション会場へと行くことになった。
それは、あたしが小学校への入学を1週間後に控えた、桜の咲く春の日やった。
東京駅に着くと、人の多さにビックリしたけど
「A!絶対にオカンの手ぇ離したらアカンで？!離したら、二度とオカンに会えないと思いっ!!迷子になったら、悪いおっちゃんに連れて行かれてまうでっ!!」
オカンがそんな怖いこと言うもんやから、絶対に離れまいと、これでもかってぐらいにオカンの手を強くにぎった。
そして、電車を何回か乗り換えて指定されたオーディション会場にたどり着くことができた。
母「よしっ、A!行くで!いざ、出陣やっ!!」
A「うんっ!行こう、オカンッ!」
こうして親子二人、手を取り合って開けた扉は紛れもなく"ジャニーズ事務所"の扉やった。
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SEIA(プロフ) - 申し訳ありません…内くんは出てきません…ごめんなさい… (2018年8月9日 8時) (
レス) id: 8c23c6891c (このIDを非表示/違反報告)
こと恋 - 8人デビューで進めていくんですか？内君は？ (2018年8月9日 8時) (レス) id: 19da99a9a2 (このIDを非表示/違反報告)
SEIA(プロフ) - 美紀さん» もったいないぐらいのコメントありがとうございます。最高だなんて、涙が出そうです。続けようか迷ってましたが頑張ってみたいと思います。これからもよろしくお願いします！ (2018年5月16日 11時) (レス) id: 8c23c6891c (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 関ジャニ∞は錦戸君と大倉君と安田君が大好きですWESTはピンクと青と緑色ジャス民ですこの小説最高です (2018年5月16日 11時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
SEIA(プロフ) - 美帆さん» ありがとうございます！よろしくお願いします！ (2018年5月9日 12時) (レス) id: 8c23c6891c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SEIA | 作成日時：2018年4月6日 23時
