第7話 ページ7
鯰「雨戸閉め終わりました！」
貴「ありがとう」
鯰「今日の夕飯何ですかね〜。
唐揚げがいいなぁ」
貴「どうだろうね。
でも最近お魚出てないから焼き魚かも」
鯰「魚なら秋刀魚！秋刀魚がいいな」
貴「いいね」
桑「主、ちょっと」
後ろから桑名さんに呼び止められた。
鯰尾くんに先に行っててと桑名さんに体を向けた。
貴「何？」
桑「今日もお疲れ様」
貴「うん、ありがとう」
桑名さんはそれだけ言って私をじっと見た。
ドキドキして思わず顔を逸らした。
貴「あのー…」
桑「ん？」
貴「一緒にご飯、行く？」
桑「うん」
何を伝えたかったか分からないけど、こういう少しの時間でも嬉しい。
貴「桑名さんはご飯なんだと嬉しい？」
桑「んー、なんでも嬉しいけど今の気分はお肉かな」
貴「お肉かぁ」
桑「主は？」
貴「私は…なんだろう…鯰尾くんと話してたからお魚かな」
桑「魚もいいよねぇ」
正直、好きになっても彼の考えていることはよく分からない。
分からないけど、この時間が増えたのはいい事だ。
桑「ねぇ、今夜この後空いてる？」
貴「えっ？」
予想すらしていなかった言葉に耳を疑った。
桑「江のみんなと飲むんだけど、主もどうかなって」
貴「私お酒飲めないよ？」
桑「大丈夫」
貴「い、いいの？」
桑「うん」
神様、神様これは…
貴「行く！」
ご褒美でしょうか。
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華ヶ崎レオ(プロフ) - 杜さん» ありがとうございます！！ 雨さんが失恋した日はきっと大雨が降ったことでしょう… (1月28日 10時) (
レス) @page23 id: c0d7bd9e07 (このIDを非表示/違反報告)
杜 - 桑名とのやり取りがとっても尊かったです！！ でも、五月雨...うぅ。辛い。 刺さりました。 (1月27日 12時) (レス) @page2 id: 46ddc69a05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華ヶ崎レオ
| 作成日時：2023年11月22日 22時
