第34話 ページ34
太「Aちゃんと海に行った日に教えてもらったんス」
幸「ちょっと待て、2人で海行ったの」
太「あ」
幸「まぁいいや、後で怒るから」
太「ひぃぃい…」
幸「で、何?」
太「あ、あぁ…」
俺は太一から聞かされた言葉に首を傾げた。
幸「お前何言ってんの?
こんな時にそんな冗談信じるわけないでしょ」
太「本当なんスよ!
Aちゃんからは、私が死んだら俺っちから伝えてくれって言われたッス」
幸「いーや、そんなの絶対嘘だね。
姉さんが俺の姉さんじゃないなんて有り得ない」
太「ほんとなんだって!!」
幸「じゃあどうして姉さんと俺は瓜二つなのさ!
仮に本当に血が繋がってなかったとしても、俺達は似すぎだ!」
太「それは…」
幸「もういい、出てって」
太「ちょ、幸ちゃん!」
太一の背中を押し、強制的に部屋から追い出した。
仮に、本当に血が繋がってなかったら…
そんな、そんなこと今更…
俺は机からスマホを取り、母さんに電話をかけた。
幸「もしもし母さん」
母『どうしたの幸』
幸「姉さんについて、聞きたいことがあるんだ」
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華ヶ崎レオ(プロフ) - みこはんさん» ありがとうございます!とっっっても嬉しいです!初めはこんな結末じゃなかったので、大丈夫かなと心配でしたがそう言っていただけて安心しました!(*´-`*) (2017年8月1日 0時) (レス) id: a8b7c32919 (このIDを非表示/違反報告)
みこはん(プロフ) - 何回見ても泣けます(´;ω;`)たった36話でここまで中身の濃い小説はなかなか見ないので凄いと思いました!次の作品も楽しみにしてます。 (2017年8月1日 0時) (レス) id: af3c32f75f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:華ヶ崎レオ | 作成日時:2017年7月17日 22時