検索窓
今日:9 hit、昨日:0 hit、合計:22,747 hit

第33話 ページ33

幸「お前と姉さんが両想いだってのは薄々気づいてた」

太「…え?!」

幸「俺に隠せると思った?」


ズズ、と赤くなった鼻をすすり、横目で太一を見た。


幸「けど、姉さんとっても幸せそうだった。
ありがとう」

太「幸ちゃん…」

幸「戻ろう」


病室に戻ると、姉さんの顔に白い布が掛けられていた。


母「幸、お姉ちゃんとお別れして」

幸「うん」


俺は姉さんの手を握り、ただ一言、ありがとう。とだけ言った。




そこからは、よく覚えていない。


ただ、病院から出てきた俺をMANKAIカンパニーのみんなが迎えに来てくれたことだけしか覚えてなかった。



寮に戻り、夕飯も喉を通らなかったため、そのまま部屋で横になった。


その時、コンコンとドアがノックされた。


幸「誰?」

太「幸ちゃん、起きてるッスか?」

幸「太一…」




太「幸ちゃんに、伝えなきゃいけないことがあるんス」

第34話→←第32話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (39 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
64人がお気に入り
設定タグ:A3! , 華ヶ崎レオ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

華ヶ崎レオ(プロフ) - みこはんさん» ありがとうございます!とっっっても嬉しいです!初めはこんな結末じゃなかったので、大丈夫かなと心配でしたがそう言っていただけて安心しました!(*´-`*) (2017年8月1日 0時) (レス) id: a8b7c32919 (このIDを非表示/違反報告)
みこはん(プロフ) - 何回見ても泣けます(´;ω;`)たった36話でここまで中身の濃い小説はなかなか見ないので凄いと思いました!次の作品も楽しみにしてます。 (2017年8月1日 0時) (レス) id: af3c32f75f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:華ヶ崎レオ | 作成日時:2017年7月17日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。