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「僕はとりあえず学園長に相談してみるよ。
君はここに居ていいからね」
先生はパタパタと医務室を出て行った。
氷雪の人魚はずっと下を俯いている。
フロ「ねぇもう帰ろうよ」
ジェ「そうですねぇ」
クロ「お話は聞きましたよ！」
フロ「早っ」
学園長は人魚に近づくと、ふむ…と考えだした。
クロ「けが人を無理に帰すのも酷ですが、素性が分からない事には…」
ジェ「吐かせればいいんですね？」
ジェイドがペンを取り出して人魚の目の前に座った。
ジェ「Aさん、僕の目を見て貰えますか？」
貴「何する気…」
ジェ「お話がしたいだけです。
目を見てお話をするのは基本でしょう？」
貴「やめて」
ジェ「僕はあなたの力になりたい。
あなたもここにずっとは居られないと分かっているはず」
ジェイド、取り立てるみたいに詰めんじゃん…
おもしれー…
ジェ「怖がらないで、力になりたいというのは本当なんです」
貴「そんな…言葉にはのせられない…」
ジェ「氷雪の人魚は珍しいと聞きました。
外はもう夜です。
今海に帰れば傷口も開き、またサメに襲われるかもしれませんね」
ビクッと人魚が顔を上げた瞬間だった。
ジェ「
貴「…私は氷雪の海から来た人魚。
両親からも、国民からも見放されてここまで逃げてきた。
次期王女の座も剥奪されて居場所がない。
知らないものが多くて怖い、傷も痛む。
たすけてくれ…」
人魚はハッと口元を覆い、ジェイドを睨んだ。
貴「何をした」
ジェ「言ったでしょう、力になりたいって」
ベッドからまた滑るように落ち、ジェイドに向かって弱々しく拳を振り上げた。
貴「くそ…くそ！
なんで立てない…」
ジェ「人の体に慣れてないからですよ」
貴「うるさい…うるさいうるさい…！」
クロ「なるほど…」
今度は学園長が人魚の前にしゃがんだ。
クロ「事情は分かりました」
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華ヶ崎レオ(プロフ) - アイオラさん» オクタ監からしか得られない栄養がありますからねぇ… こちらこそありがとうございます！今後ともご贔屓に(*´ω`*) (2023年4月5日 20時) (
レス) id: c0d7bd9e07 (このIDを非表示/違反報告)
アイオラ(プロフ) - ジェイ監尊いですよねつかオクタ監はすべて尊い。素敵な作品ありがとうございました‼︎次回も楽しみです‼︎ (2023年4月5日 7時) (レス) @page39 id: 16c3024cd1 (このIDを非表示/違反報告)
華ヶ崎レオ(プロフ) - アイオラさん» 水泳お疲れ様です！！そして周回までしていただいてありがとうございます… 無事完結しました〜！ (2023年4月4日 21時) (レス) @page38 id: c0d7bd9e07 (このIDを非表示/違反報告)
アイオラ(プロフ) - もう一周読んできました…今日習い事で水泳だったんですけど、泳いでる時にずっっっと思い出してニヤニヤしてたのでコーチに泳ぐ距離倍にされました。続き待ってます！ (2023年4月4日 18時) (レス) id: 16c3024cd1 (このIDを非表示/違反報告)
アイオラ(プロフ) - ｱｱｱｱｱｱｱｱｱ (2023年4月4日 8時) (レス) @page37 id: 16c3024cd1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華ヶ崎レオ
| 作成日時：2023年3月25日 21時
