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クソザコホホジロを難なく倒し、人魚を近くの浜辺まで連れて行った。
フロ「おーい、おーい」
頬をぺちぺち叩いても反応がない。
それどころか流血が止まらずどんどん血色が悪くなっている。
フロ「しょーがねぇなぁ…」
もう一度海に潜り、長い海藻を引っこ抜いた。
海藻を流血してる箇所に巻き付け、パシャパシャ水をかけてやった。
フロ「起きたー？」
まだ起きないし。
死んだ？
ジェ「おやフロイド、獲物でも捕まえましたか？」
フロ「あ、ジェイドいい所に。
この子動かないんだけど」
ジェイドは人魚の腕に触ってちょっと眉間に皺を寄せた。
ジェ「脈が弱っています。
このままじゃ危ないですね」
フロ「やべーの？」
ジェ「ここから医務室まで少々遠いですが、そこまで運びましょう」
フロ「なんで？寮の方が近くね？」
ジェ「寮だと医療品が足りないんです。
あと彼女は無関係者なので立ち入り禁止です」
フロ「そっかぁ。
俺も行く〜」
よっ、と海から出て、人魚を抱き抱えるジェイドの後ろを着いて行った。
「おやまぁ人魚の怪我人かい？」
ジェ「はい。
事情はフロイドから聞いてください」
フロ「えー俺が話すのー？」
一連の流れを医務室の先生に話した。
先生は生徒じゃないけど診てあげよう、とベッドに駆け寄った。
「ふむ。
結構酷い怪我をしているね。
これはサメの歯型かな？」
フロ「さっきのやつらかも」
「海藻のおかげで出血量は抑えられてるね。
ただちょっと重症だから、ここでやるだけのことはやってみるよ。
連れてきてくれてありがとう、オクタヴィネルの学生さん」
医務室を出るとジェイドが何か考えるように顎に手を当てた。
ジェ「ここら辺では見ない人魚でしたね」
フロ「サメが言うには氷雪の海から流れて来たって言ってた」
ジェ「氷雪の海…」
フロ「めっちゃ遠くね？」
ジェ「遠いも何も、大陸ひとつ分ですよ」
フロ「わー」
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華ヶ崎レオ(プロフ) - アイオラさん» オクタ監からしか得られない栄養がありますからねぇ… こちらこそありがとうございます！今後ともご贔屓に(*´ω`*) (2023年4月5日 20時) (
レス) id: c0d7bd9e07 (このIDを非表示/違反報告)
アイオラ(プロフ) - ジェイ監尊いですよねつかオクタ監はすべて尊い。素敵な作品ありがとうございました‼︎次回も楽しみです‼︎ (2023年4月5日 7時) (レス) @page39 id: 16c3024cd1 (このIDを非表示/違反報告)
華ヶ崎レオ(プロフ) - アイオラさん» 水泳お疲れ様です！！そして周回までしていただいてありがとうございます… 無事完結しました〜！ (2023年4月4日 21時) (レス) @page38 id: c0d7bd9e07 (このIDを非表示/違反報告)
アイオラ(プロフ) - もう一周読んできました…今日習い事で水泳だったんですけど、泳いでる時にずっっっと思い出してニヤニヤしてたのでコーチに泳ぐ距離倍にされました。続き待ってます！ (2023年4月4日 18時) (レス) id: 16c3024cd1 (このIDを非表示/違反報告)
アイオラ(プロフ) - ｱｱｱｱｱｱｱｱｱ (2023年4月4日 8時) (レス) @page37 id: 16c3024cd1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華ヶ崎レオ
| 作成日時：2023年3月25日 21時
