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第26話 ページ27

与「やっぱりね」

貴「やっぱり?!」


与謝野先生は腕を組んでうなづいた。


ナ「どういうことです?」

与「妾を舐めるんじゃないよ。
Aも敦も何度治療したことか。」

貴「…もしかして、あの倉庫の事件の時…」

与「そうさ、その時にはもう妾は察し始めてた。」

ナ「なるほど…」


すると、与謝野先生は私の腕を見た。


与「…ほんと、敦みたいに細っこいねェ」

ナ「そう言われてみれば、似ているところたくさんありますわ。」

貴「え、ちょ」

与「ナオミ、温泉行くよ。
多分男達はまだ入ってるだろう」

ナ「了解ですわ。」

貴「え」

与「ほら、ボーッとしてないで荷物お持ち!」


私は言われるまま、ナオミ先輩と与謝野先生に着いて行った。


そして、ほかの風呂には目もくれず、一目散に露天風呂へ。


今思うと、与謝野先生もナオミ先輩もいい体格してる。


与「ここの露天風呂の仕切りは?」

ナ「竹のみですわ。」

与「よし。
流石に蹴破るのは旅館に悪いから、桶を重ねて顔を出す作戦で行くよ。」

ナ「はい」


何をするのかと思えば…

逆覗きですか!

素晴らしいぐらい顔がキリッとしてますけど。


与「Aはそこで待機だ。
ナオミ、男達は」

ナ「……あ、来ましたわ!」

与「男達が全員湯船に浸かったら作戦実行だよ。」


私は苦笑いして、指定された場所にただ突っ立っていた。

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安心して下さい。
タオル巻いてますよ!

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華ヶ崎レオ(プロフ) - みぃさん» ありがとうございます! (2016年5月19日 7時) (レス) id: d996b1af9d (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - 凄い面白かったです! (2016年5月19日 6時) (レス) id: e0c1ae9d92 (このIDを非表示/違反報告)
あにもー(プロフ) - 華ヶ崎レオさん» (*´∇`) (2016年5月11日 7時) (レス) id: a66a974f2e (このIDを非表示/違反報告)
華ヶ崎レオ(プロフ) - あにもーさん» (*´-`*) (2016年5月10日 22時) (レス) id: d996b1af9d (このIDを非表示/違反報告)
あにもー(プロフ) - 華ヶ崎レオさん» はい!全部私の好みです! (2016年5月10日 22時) (レス) id: a66a974f2e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:華ヶ崎レオ | 作成日時:2016年4月30日 17時

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