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誰もいなくなったコートで1人、ボールを持って立っていた。
さっきまで熱気と活気に溢れていた体育館内はもう静寂。
なんだか寂しいな。
フロ「小エビちゃん」
貴「…遅いですよ、フロイド先輩」
振り返ってボールをポイッとパスした。
貴「おめでとうございます」
フロ「うん」
練習試合の結果は僅差で勝利を収めた。
フロイド先輩の攻めとエースとジャミル先輩のカバーが光り、勝利に導いた。
貴「私、なんだか感動しちゃいました」
フロ「俺もスゲー楽しかった」
私はフロイド先輩に近づいた。
貴「おつかれのところ悪いんですけど、私とのゲームに付き合って貰えませんか？」
フロ「なにやんの？」
貴「今から交互にシュートして、3回ゴールに入った方の勝ちってやつです」
フロ「ふーん」
貴「チャンスは5回」
フロ「じゃあ俺が勝ったら付き合ってくれる？」
貴「もちろん。
私が勝ったら…」
私から、付き合ってくださいって言わせてくださいね。
フロ「…ん」
貴「じゃあ私から」
この時間がどれだけ長かったか、それとも短かったか分からない。
出入口でエースとジャミル先輩が様子を見に来てたことすら気づかなかったくらい集中していた。
貴「入れっ！」
昔から運動音痴だった私はなかなかゴールに入らない。
フロイド先輩は明らかに手を抜いてる。
貴「先輩、真剣勝負ですよ」
フロ「わかってるよ」
もはやこれは私が3回入れなければ終わらないゲームになっていた。
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次回最終話
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華ヶ崎レオ(プロフ) - Runa☻さん» 恐れ多いお言葉ありがとうございます…！！いや、ほんと、ありがとうございます！！嬉しすぎて語彙力が無くなってしまって…╰( ╯ ᐕ)╯ (8月5日 19時) (
レス) id: c0d7bd9e07 (このIDを非表示/違反報告)
Runa☻ - この作品めちゃくちゃ好きですっ……！！もう…作者様が文才ありすぎて（？）もう…大好きな作品となりました！！ (8月5日 18時) (レス) @page33 id: e8de5457df (このIDを非表示/違反報告)
華ヶ崎レオ(プロフ) - アイカさん» フロイドあってこその私ですから、創造主はフロイドですね(*´ω`*) 恐れ多いです🥰 (2023年4月8日 19時) (レス) id: c0d7bd9e07 (このIDを非表示/違反報告)
アイカ(プロフ) - グハッ‥お、恐るべし‥フロイド‥いや、神作者様の作文力ッ (2023年4月8日 18時) (レス) @page2 id: e5fba66b1e (このIDを非表示/違反報告)
華ヶ崎レオ(プロフ) - アイオラさん» 私の方こそ迷惑かけてごめんなさい。どの程度までが許容範囲か探りながらコメ返していこうと思います。むしろルールを知るきっかけを下さって、ありがとうございます。 (2023年4月8日 10時) (レス) id: c0d7bd9e07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華ヶ崎レオ
| 作成日時：2023年4月6日 7時
