【刀剣乱舞】主、どこ見よんかちゃ (ページ27)

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第27話ページ27

「先輩、大丈夫ですか？」

貴「ん、うん…」

久しぶりの飲酒と疲れからか酔いが大分まわってしまった。

時間的にもそろそろ帰らないと…

貴「あたしそろそろかえる〜」

「えーもう帰るのー？
まだいいじゃーん」

貴「だいぶ飲んじゃったから〜
たのしかった〜」

「なら僕送ります」

隣で飲んでいた後輩豊前くんが上着を着、すぐに靴を履いた。

ヒューヒューと冷やかされながらもお金を置いてお店を出た。

貴「別に良かったのに」

「そんなベロベロな状態で女の子1人歩かせれませんからね」

やっぱりかっこいい人は違うなぁ…

「それに、先輩ともっとお話したかったので」

貴「え、へへ、照れますね」

ふらふらしながら彼について行く。

…段々と薄暗く人気の少ない所が多くなってきた。

貴「…あの、えーと、駅こっち？」

話しかけても答えてくれない。

ヤバい…かも。

貴「ね、ねぇ、私やっぱりお迎え呼ぶから」

ガッ！と腕を掴まれ、ニッコリと笑顔を向けられた。

貴「いたっ…」

「まぁ、いいじゃないですか」

貴「い、いくない…離して…」

「まだまだ夜はこれからですよ」

彼の目が怪しく光った。

貴「やめて…！」

その時

？「迎えに来たぜ、主」

暗闇から声が聞こえた。