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第14話 ページ14

けたたましくなるアラームを切り、私服に着替えた。


貴「おはよぉ」

歌「おはよう主」

燭「おはよう」


洗面所に行く前に台所でご飯を作ってる男士達に挨拶をし、顔を洗って髪を整えた。


加「おはよう主」

貴「おはよ。
今日も可愛いよ」

加「知ってる〜」

貴「ここで行ってきますのハグしていい?」

加「今日早いんだ」

貴「うん」


加州くんをギュッと抱きしめ背中を2回ポンポンと叩いた。


加「気をつけてね」

貴「うん!」


駆け足で台所に向かいお弁当と朝ごはん代わりのおにぎりを受け取ってすぐ靴を履いた。


安「あ、主おはよ。
早いね」

貴「おはよう安定くん。
今日は朝から講義だからね」

安「そっかぁ…いってらっひやあ〜」


大あくびしながら手を振る安定くんの頬をムニムニっと揉みしだいて本丸を出た。


加「主かばん!!」

貴「あっ!」







貴「ふぅ…」


怒涛の講義ラッシュが終わり、やっと食堂でひと息ついた。

燭台切さんの作ってくれたお弁当を食べながらスマホを見ていると


「A!」

貴「サーヤ!居たんだ!」

「あーしも講義だったからねぇん」


カレーうどんの乗ったトレーを置き、私の隣に座る友人。


「ね、見て」


差し出されたスマホには男の子の連絡先。


「2年生くんのアカげっと〜」

貴「マジ!?すご!」

「お持ち帰りは出来なかったけど、アカウントのお持ち帰りは出来ましたってね」

貴「やるじゃーん!」

「次はAも来てくれるもんね?」

貴「うん、行きたいな」

「なら早速予定立てないと!」


飲み会…か。

みんなに話しておかないとな…

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作者名:華ヶ崎レオ | 作成日時:2023年12月8日 5時

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