とある日の ページ24
…
とある日…
フジくんに呼び出されフジくんの家に来た
『Aちゃん久しぶりだね、元気してた?』
「うん!フジくんも元気だった?、」
『んー、俺はあんまり』
少し寂しそうに俯くフジくん
『今日、話があってさ…』
かしこまるフジくんがわたしの座っていたソファの隣に腰をかけた
『俺さ、キヨから聞いちゃって、その…キヨが迎えに行った夜の事』
キヨくんはフジくんに言ってたんだ
どういうつもりで?と疑問が浮かんだ
「そうだったんだ、話してなくてごめんね、でもわたしその時の事覚えてないんだ…」
『え、そうなの?』
びっくりする様子のフジくん
きっとキヨくんは行為に及んだ事だけ話したんだ
『なんか、色々あったタイミングで申し訳ないんだけどさ…』
「なに?」
『俺、ずっとAちゃんの事好きだったんだ』
わたしの中で時が止まった、途端優しく暖かい温もりに包まれた
『キヨにその話聞かされてさ、もう我慢するのやめようと思って』
抱きしめられたまま、優しいフジくんの声が上から聞こえる
『素直で優しくて、頑張り屋なAちゃんが好き。一緒にいたい…俺じゃダメかな、?』
「わたし…」
ピンポーン
フジくんの家のチャイムがなった
、
(わたしは……)
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紫蒔(プロフ) - 初めまして!完結おめでとうございます!もう本当にストーリーが素敵で、表現もとても素敵で、いつも更新楽しみにしてました!この作品に出会えて良かったです。素敵な作品をありがとうございました!!! (2019年11月22日 18時) (レス) id: 5eda3143a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mao. | 作成日時:2019年8月22日 2時