私の日常を返して下さい。【文豪ストレイドッグス】

ち、小さいだと…！ ページ8

Aside

おはよう。うん、ダメだ。
半日くらい？
ずっと背伸びしっぱなしなんだよ。
ポートマフィアに捕まってね、
処刑待ちなんだよ。

足音が聞こえる。これはまずい。
詰んだやつかもしれない。

｢手前か、ポートマフィアの傘下の会社の副社長殺したって奴は。｣

『そうですけど、誰ですか。』

｢俺は中原中也。ポートマフィアの幹部だ。｣

『あの…大変失礼なんですが、お幾つですか？』

｢22。｣

『年の割に小さいだとっ？
わかりました！身長詐欺ですね？！
いや、私が背伸びしてるからなんですがね、
貴方の身長が妙に小さいなと。
中学生かと思いましたよー。』←

｢手前…重力でぶッ潰してやろうか…？｣

『太宰さんはめっちゃでかいのに。
あと、
探偵社の理想の手帖持った人もデカイ。』

｢もう青鯖と面識あンのか。｣

『青鯖？太宰さんのニックネームですね！
わかりました、これからそう呼びます。
貴方の事は中原さんとでも呼びましょうか。
あ、永遠の中学生でもいいですよ。』

｢青鯖は青鯖でいい。
俺の事を中学生って云うンじゃねェ。
虚しくなる。｣

『で、何しに来たんですか？』

｢様子を見に来た。後、拷問しに。｣

『痛い事嫌なんでいっそ話します。
えーと、お分かりの通り私は暗殺者です。
ヨコハマに拠点があるんですが、
本拠地は何処か知りません。
私が上からの命令で仕事をしていたのも
事実です。
軍警に引き渡されたら確実に死刑でしょう。
まぁ、生きていても価値はないのですが。
知っている事はこれで全てです。
殺すならとっとと殺してください。』

｢副社長さんを殺したってのも全て命令か？｣

『そうです。
まぁボスさんが誰か分かりませんから
探偵社に頼んでハッキングしてもらってます』

｢手前、ボスがわかった所でどうすンだよ。｣

『知らないよ。どーせ死ぬんだ。
でもボスさんがわかったらその組織を潰しに行くんでしょ？』

｢まぁそうだな。
手前の異能力なら此方側でもいい仕事出来ンじゃねェのか？
俺が推薦してやるからポートマフィア側につけよ。｣

『あらまぁ、嬉しいお誘いですこと。
でもなー、きっと私が入ったら嫌がれちゃう
ほら、ポートマフィアの首領(ボス)さんは
かなりのロリコンって聞いたし。
もしポートマフィアに入って、
毎日幼女を追いかけてるのとか見苦しいよ…』
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前回の内容、少し変えました！
これからもよろしくお願いします！
by夜桜ぷりん。

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