私の日常を返して下さい。【文豪ストレイドッグス】 (ページ4)

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日常。ページ4

Aside

今日は暇だな。
ヨコハマに一人暮らししてるんだけど毎日暇。だって学校行ってないし。
退☆学！←
理由？異能力だよ、異能力。
危険を及ぼす？知らねーよ。

そんな訳で違う都道府県の裏組織に入ってる。
何故か知らないけどヨコハマは、
異能組織、武装探偵社とポートマフィアの
拠点、傘下の会社などがたくさんある。

その組織に私達の組織が消されてしまわぬように、私が暗殺者として派遣された。

昨日殺した人もポートマフィアの傘下の会社のお偉いさん。騒ぎになったらどうしよ。
目は付けられるな、こりゃ。
日常とはいえ全然平和じゃねーよ！

私も入りたくて入った訳じゃないし、
異能力を魅入られて入ったんだし。
報酬多いし。

私の入ってる組織がどの都道府県に拠点置いてるか知らない。
電話一つで動いてるから…面倒臭い裏組織だよ。

｢さて、出掛けるか。｣

食料がなくなりそうなので急ですが
出かけます。

いつものパーカーを羽織って財布だけ持って、
玄関を出る。

──なんだあれは。

買い物帰り、1人で土手を歩いていると
変人を発見した。
あれはもう頭のネジが外れてる。
手遅れだ←
だって、川で流されてるような奴だよ？
でも、溺れたのかもしれないし、一応助ける。

冷たい川の中に入り、男性を引き上げる。

何此奴…包帯だらけじゃん…中二病かよ←
それにしてもデカイな。何cmあるんだろ。

｢あぁっ！こんな所にいたんですね太宰さん！｣

声がしたなーと思い、後ろを見ると
白い髪の可愛い男の子。

『あー、えと君のお兄さんか何か？』

｢そんな訳ないじゃないですか！
同僚ってやつですかね。｣

え、こんな子が働いてるの？
高校生くらいの子が？人のこと言えないか。
いやでも、このくらいの子が働けるなんて
尋常じゃないな、その仕事場。

その瞬間、急にむくっと起きた男性。
白い髪の男の子に目を向けて

｢また君かい？私の入水を邪魔したのは。｣

『いや、助けたんですよ。』

そう云うと私の方を見、近づく。

｢素敵なお嬢さん、私と心中しないかい？｣

何云ってんだ此奴。此処で返すべき言葉は…

『ひ、1人で逝ってらっしゃいませ。』

｢漢字、漢字が違うよね？！で君、名前は？｣

『月丘Aです。其方の2人は？』

｢太宰、太宰治だ。｣

｢僕は中島敦です。｣

太宰と云えば武装探偵社の1人。
中島さんは新人さんっぽいよね。

あ、探偵社の人に見つかったとか
これフラグじゃね？