○○太宰と□□彼女【文豪ストレイドッグス】【短編集】

シスコン太宰とクーデレ妹(妹設定！) ページ9

太宰side

あー！可愛い！私の自慢の妹。

太宰｢Aっ！何したい？遊んであげるよ？｣

A｢煩い。別に何もしなくていいし、
遊ぶって年でもない。｣

太宰｢今日も冷たいなぁ。｣

Aはいわゆるクーデレ。
クール、だけどたまにデレる。
そのデレを見たくて私は構い続ける。

太宰｢うーん、ほっぺぷにぷにー｣

A｢やめて！変態！｣

太宰｢非道い！でもどんな時でも守ってあげる｣

A｢そんな事言ったってデレないし。｣

太宰｢ほら、言ってみ給え！
『お兄ちゃん』って！｣

A｢呼ぶわけないでしょー？！いい歳して
気持ち悪い事言ってんじゃないわよ！｣

ナオミちゃんはニヤニヤしてるけど、
谷崎君は苦笑いしてる。
谷崎兄妹の反対だからかな。

A｢治の事なんてどーでもいいから
仕事に戻る。｣

太宰｢えー、冷たいー。私の事、嫌いかい？｣

A｢うん、嫌い。さっさと仕事してよね。｣

太宰｢反抗期かな…｣

いいや、家に帰ったらデレさせてやる。
だから、私はしょうがなく、仕事をした。
しょうがなくだよ？！

_______________
Aside

A｢ただいま。｣

そういいながら家に帰ると治が待ってました
とでも言いたげに玄関に立ってた。

太宰｢やっと帰ってきたね！｣

A｢何なの？ったく…仕事したとか言って
国木田さんの邪魔しただけでしょ？｣

太宰｢今日はどうしても早く帰りたくてね。｣

A｢せめて仕事してから帰ろ？｣

太宰｢めんどくさいからやだ。
でも、Aが何かしてくれるならやる！｣

子供かっ！
国木田さんが激怒する気持ちも分かる。
中也さんが呆れる気持ちも分かる。

太宰｢ねぇねぇ！A！プレゼントだよ！｣

そう言われた。長細い綺麗な箱。
開けてみると、私が欲しかったペンダント。
知ってたんだ…私の欲しいもの。

A｢えっ、これ、欲しかったヤツ…｣

太宰｢私が調べて取り寄せたんだよ？
Aが欲しがってたし、
Aに似合うなぁって思ったのだよ。｣

治は何処までも私のお兄ちゃんなんだな。
私だけのお兄ちゃん。

A｢あっ…ありがとう…///お兄ちゃんっ！｣

太宰｢うふふ、可愛い。録音完了！｣

A｢録音するなぁー！今すぐ消せ！｣

太宰｢やーだー！｣

A｢でも…嫌いじゃないよ。
お兄ちゃんの事。｣

嫌いじゃない。
私はこんなお兄ちゃんが大好きです。

_______________
クーデレってよく分かんない。
急な妹設定ですみませんっ！

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