○○太宰と□□彼女【文豪ストレイドッグス】【短編集】

魔王太宰と勇者彼女。(ぶどうといか様リクエスト！)(RPGパロ) ページ39

今回設定がわやわやです。
設定→ヨコハマにある、クニキダ国。
王である国木田や駆け出し勇者の中島敦達が平和を守っている。その頃魔王太宰や使い魔芥川、悪魔中也達が勢力を拡大させていた──。
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この街は平和"だった"
魔王が現れる前は…
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Aside

今日は王からの呼び出しがあって王宮に来た。
普段なら絶対と言っていいほど来ない。
だって私は一般的な女剣士。
剣士なんて他にも沢山いるんだから。

国木田王｢Aか。よく来た。
今日は任務を依頼したくて呼んだ。｣

勇者A｢依頼…ですか？｣

国木田｢そうだ。その依頼というのはだな。
最近、この国に魔王が出るとの情報が入った。
それを確認し倒して欲しい。｣

A｢被害ないなら大丈夫じゃないですか？｣

国木田｢被害ありまくりだ。自分で採った毒キノコを食べ、奇声をあげて暴れ出したこと。街ゆく女性に声をかけまくり迷惑をかけていること。それに魔王が出現してから魔物も荒れてきている。｣

A｢え、何なんですか、その魔王。ただのチャラ男とか変人とかそういう類では？｣

国木田｢済まないが俺も信じられんのだ。
だからそれは本当か確かめてきてほしい。
もし、倒せるような相手だったら倒してくれて構わない。｣

A｢私に倒せますかね…まぁ、行ってみるだけでも行ってきます！｣

何でこんなかなり重要そうな事を私に依頼したのだろう…
モヤモヤするけど確認してついでに倒して平和を守りたいとは思う。
とりあえず魔王の出現場所に向かった。
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太宰side

この街は綺麗な女性が沢山いるなぁ…
そんな風に街ゆく人々を眺めていた。
此処は城下町。
私は変装済みだから安心し給え。

皆がのんびりと歩いている中、
1人だけ小走りの女性。

A｢魔王の出現場所ここら辺って情報があったんだけどな…いないじゃないか！｣

太宰｢お嬢さん、魔王の居場所を知りたいかい？｣

A｢はい、是非！｣

困ってるようだし、
折角だから場所だけでも教えてあげよう。

太宰｢魔王の住処だからね、今いるとは限らないけど。此処から南2km行ったら森があるんだ。
その森の中の屋敷だよ。｣

A｢情報提供ありがとうございます！｣

そう言って走っていってしまった。
さて。私も屋敷に戻って迎え入れる準備をしまないと…

ﾟ･*:.｡.＊.:*･ﾟ.:*･ﾟ＊
字数の関係で次に！
近々続きを書きます！

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