○○太宰と□□彼女【文豪ストレイドッグス】【短編集】

悩みを抱えた太宰と彼女。(少し浮気ネタ) ページ34

Aside


A｢もうちょっとだけ隣にいたい。｣

云っちゃった…

いやいや、まさか、延長はウザい。

A｢やっぱ、何でもない。
ごめん、帰ってくれる？考え事したい。｣

太宰｢うん？じゃあ、
私は街で美女でも心中に誘ってこよう！｣

浸っていたかった、あの甘い夢に。
最初の頃のような関係で。
身勝手だって云われても求めちゃう。

不安だよ…貴方との未来がなくなるのは…

あの美人さんの顔に生まれ変われば
私に振り向いてくれるかな。

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太宰side

いつの日かAが云った、

A｢なんで私じゃダメなの？
どうして他の人を心中に誘うの？



大ッ嫌い！｣

知ってしまった。
大嫌いを裏返しても
そこに大好きは隠れてないって。

きっと私はAに甘えすぎて心回りが太ってしまったんだ…

Aに甘えた事、依存しすぎたこと、
きっと重かったんだよね。
出会った頃と同じようになれたらやり直せるかな…
思い描いた理想郷。願いは安堵に。

本当は大丈夫じゃないんだ。
大丈夫なんて恋は何処にもないんだ…
_______________
Aside

貴方が他の女の人見てるのを嫉妬して
付き合い始めた頃に戻れたらなんて
妄想を知ったら事実を知ったらどうなるのかな…

貴方から貰った愛を懐(いだ)いて
理想を号(さけ)んだ。

行き場のなくなった私のメロディ。

もう1度、再挑戦。
生まれ変われって転生。
そうすれば、元に戻れますか？

私の愛は終わり無いのに…

私の愛に飽きてしまったのかな？

あと1度だけ挑戦…。

そう思い、太宰さんを追いかけた。

_______________
太宰side

A｢やっぱり、伝えたいことがあるので
頑張って走ってきました。｣

どうしようもない我儘を受け入れてくれるかな

太宰｢ねぇ、怒ってる？｣

A｢怒ってないですよ。太宰さんが美女を心中に誘うのはいつもの事ですし。｣

太宰｢何回だって傷つけあってしまうね。｣

A｢気づかないうちに妬いてるんです。
最初に戻りませんか？いつの間にか
私達はお互いの事をただ付き合ってる風になってる。いつも、失った後に気づく。
貴方の愛が。貴方が必要だって。｣

太宰｢1度見直そうか、私も反省すべき点はあるからね。｣

混ざり合う私達のフィロソフィー…
_______________
どーも、夜桜ぷりんです。
この話はあるボカロを元に。
太宰さんが他人を心中に誘うのが許せない夢主ちゃんって感じですね。
よく話が分からなくてごめんなさい。

太宰先生と学生彼女。(学パロ)→←ドS太宰と猫耳彼女。2(続き)

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