○○太宰と□□彼女【文豪ストレイドッグス】【短編集】

気だるげ太宰と社畜彼女 ページ21

Aside

あぁー！最近仕事がどうも上手くいかない。
今日だって国木田さんに怒られたし。
国木田さんに太宰さんの面倒見ろって
言われたけどさぁー、太宰さんって
仕事全然しないから嫌なんだよね。正直。

A｢太宰さん！仕事してください！｣

太宰｢えぇー、やる気出なーい。｣

A｢国木田さんに言いつけますよ！｣

太宰｢うーん、めんどくさーい。｣

上司だと言うのに此奴…！
イライラは増すし、書類は溜まってるし。
全ての元凶はこの人だ！

A｢もう、知らない！｣

そう怒鳴って、パソコンに向かう。
カタカタとパソコンを打っている途中、
頭にズシッとした重さ。

太宰｢私ー、仕事は面倒臭いけど、
Aと遊ぶのは面倒臭くないよ。｣

A｢まーた、そういう、女子がキュンって
なるような台詞を平気でいう。
そんな暇あったらこの書類を片付けて下さい！｣

太宰｢怒った君も大好きだけれど、
笑顔のAの方が私は好きだなぁ｣

A｢もー！わかった、太宰さん！
仕事したらご褒美あげます…♪｣

太宰｢本当かい？！やる気にはなれないけど、
頑張るよ！｣

これでやっと静か…と思いきや私の隣で
書類整理してる。仕事の時くらい
集中してやれよ…。というか、
私が集中できない。ドキドキしちゃうんだよ！

A｢別に嫌じゃないけど…｣

太宰｢ん？何がだい？｣

A｢何でもないですよ！｣

この感じが続くのなら悪くないって、
私ったら何処か弱気になってしまう。

太宰｢ねぇ、終わったよ、ねぇ、A。｣

身体を揺さぶられてハッとした。
何、ボーッとしてたんだろ。

A｢…はっ、ごめんなさい！
確認しますね。｣

その書類には達筆なのか、殴り書きなのか
わからないような字で
頑張って書いた跡があった。
まぁ、なんとか読めるので確認すると、
全部しっかりとやってあった。

A｢ご褒美、何がいいですか？｣

太宰｢A、いつも頑張ってるから、
私と一緒にまったりして、疲れをとろう！｣

A｢それは楽しそうです！｣

太宰｢てことで、A、こっち来て。｣

A｢はい！わわっ！｣

太宰さんに呼ばれたから行くと、
太宰さんがぎゅーってしてきた。

太宰｢A、私、Aがいないと
ダメなのだよ。
Aがやる気にしてくれるから
私は今も此処にいると思っている。
Aがいないと今頃、川の中だから。｣

A｢そ、そんな事言うなんて反則です///｣

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更新遅れてすみません

ロリコン太宰とロリ彼女→←探偵社太宰VSポートマフィア所属彼女

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