○○太宰と□□彼女【文豪ストレイドッグス】【短編集】

太宰×彼女+中也(ギャグ) ページ16

Aside

今日は最高の悪戯を仕掛けようと思います！
急ですが成功するといいな…

A｢太宰さん、明日、午後1時くらいに
○○店の前で待ち合わせしよう。｣

太宰｢デートかい？！喜んで付き合うよ！｣

A｢(ふふふ、作戦成功…)｣

これで第一段階はクリア！
次は中也さんに電話をかけましょー！
前に、太宰さんがポートマフィアにいた時に
紹介してもらった素敵帽子くん。

A｢太宰さん！携帯貸してくれませんか？
自分のを家に置いてきてしまって…｣

太宰｢いいよ。｣

探偵社の部屋を出て、中也さんに電話をかける
Prrrr

A｢あっ、もしもし中也さん？｣

中也『なンだ、Aか。何の用だよ』

A｢明日の午後1時くらいに○○店に
来てくれません？中也さんに用があるんですよ
っていうか、太宰さんの携帯からの着信なのに
よく出ましたね。｣

中也『たまたまだ、たまたま。』

A｢明日、お願いしますね。｣

中也『あァ、わかった』

上手くいった…！
中也さんには悪いけど、太宰さんに
やられっぱなしなんて嫌だから、
普段の腹癒せに…！

_______________
翌日…

A｢来るかな来るかな♪｣

そう言い、物陰に隠れて見守る。

太宰｢A、まだかなぁー。｣

ターゲットを発見した。
タイミングよく中也さんも来た。

中也｢Aはまだ来てねェのか？｣

太宰｢げっ、なんで蛞蝓がいるんだい？！｣

中也｢あ？なんで青鯖がいるンだよ？！｣

太宰さんと中也さんに
行けなくなったから
2人で楽しく過ごして下さいね
というメールを送る。
2人を見てると喧嘩勃発で面白い。

太宰｢最悪の日だよ…！｣

中也｢そこだけ気が合うな。俺も最悪だ…｣

太宰｢でも、こうして嵌められた訳だし、
私達にイタズラするのは100年早いと
身体に教えてあげよう。お仕置きだよ…｣

中也｢俺達を嵌めるなンて
いい度胸してるじゃねェか。｣

ん？不謹慎な言葉が聞こえたぞ？
バレないうちに逃げた方がいいな、これは。

太宰｢A？いる事はわかってるんだよ。
早く出ておいで(黒笑)｣

中也｢重力に潰されるか、出てくるか。
まァ、出てこなかッたらわかるよなァ？｣

威圧感がかなり怖くて
逃げたくなったというか逃げた。

A｢バレてたんですか…
ごめんなさいィィィ！｣

太宰｢待ち給え！中也！｣

中也｢わかってらァ！｣

こういう時ばかり、息合わせんなよ…！
双黒に悪戯を仕掛けるのはやめましょう。
大変な事になりかねます！

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