○○太宰と□□彼女【文豪ストレイドッグス】【短編集】

太宰×彼女+国木田。(雪乃様、笹原秋ちゃん要望！) ページ12

今回は取り合いです…！
Aside

終わらない、どうしよう。
国木田さんに頼まれた書類の量が多すぎる。

A｢国木田さぁーん！
こんな量無理ですよー！｣

太宰｢Aちゃん！サボって心中しよう！｣

国木田｢太宰ィィィ！物騒な言葉で
Aを困らすな！｣

こんな日常が大好き。楽しいよね。
ボケとツッコミみたいで。
でもまぁ、武装探偵社って
ポートマフィアよりブッチギリで物騒だって
敦くんが言ってたもんね…

A｢国木田さん、私、頑張りますね！｣

国木田｢あぁ頼む。終わったら御褒美をやろう。｣

A｢やったぁ！頑張る頑張る！｣

太宰｢何それ狡いよ国木田君！
私もAちゃんに御褒美あげるんだから！｣

A｢2人から貰うよ！｣

太宰｢私か、国木田君。二択だよ？選んで？｣

ちょ、無理無理。なんで、
選ばなきゃなんないのさ。
2人とも好きなんだけどな…

A｢えっ、選ばなくてもいい？｣

太宰｢それはダメだよ。｣

国木田｢太宰には負ける気がしない。｣

太宰｢私も国木田君には負けないよ。｣

太宰さんがそう言うと、国木田さんが
対抗するようにこっちに向かってきた。

A｢国木田さん、どうしたんです？｣

国木田｢Aが太宰に取られてはダメだと思ってな。｣

後ろは壁。国木田さんは詰め寄ってきて
ドーンと。所謂、壁ドンってヤツ。

A｢…ふぁっ？！国木田さん、
身長高すぎてやばいっすね。威圧感が。｣

国木田｢す、すまない。つい、
本気になってしまった。｣

太宰｢ほらぁ、怖がってるのだよ。
くにきーだくん。こうやって優しくしないと。｣

そういった瞬間トンっと壁に手をついて
私を攻めてくる。

A｢ふ、2人とも？どうしたの？｣

太宰｢君が欲しい。それじゃぁ、だめかい？｣

国木田｢貴様のような唐変木の所に
Aが行く訳ないだろう。｣

太宰｢じゃあ、私か国木田君。
どっちがいいか選んで？｣

A｢どっちとか決められないよー！｣

どっちもいい所あるし、
第一、なんで私が決めないとならないの？

国木田｢Aは俺の理想に近い。
だから太宰の奴にはやらんのだ。｣

太宰｢私だってAちゃんと心中したいよ？｣

この状況…どうしよう…！

_______________
この結果。

貴方ならどうしますか？

なんか、変になってしまった。

雪乃さん、笹原秋ちゃん、すみません。

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