3つ目 ページ5
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とりあえず碧棺左馬刻を調べつつ
今日の依頼をこなして行くかな。
いつもの様に高めの位置にポニーテールをくくり、
着慣れた細身のスーツに腕を通す。
カバンに必要なものを詰め込み、準備をする。
ちなみに私は殺しだけではなく、情報集め
接待などもしている。
まぁ、ようするに【何でも屋】かな。
まぁそれなりに報酬金も貰う。
だけど依頼人については何も触れないし、何も聞か
ない
それが私の中の暗黙のルールだ。
事務所も、新宿、横浜、渋谷、池袋、そして…
【中央区】にある。
私は女では珍しく【ヒプノシスマイク】を持ってる
ちなみにこれは違法マイクではない。
いまでは銃も全て処分されてるこの御時世。
まぁ、裏ではみんな使ってるけど…。
なぜ持ってるのかは…また今度。
『あ。今日は普通の暗殺じゃないんだった。』
危ない。痛恨のミスをする所だった。
今日の依頼人によると、暗殺目標はIT企業の御曹司。
まぁ、私には関係ないけど。
だが、今回はキャバクラでキャバ嬢を演じつつ、
ホテルへと連れ込み暗殺してほしいと…。
証拠なども向こうが消してくれるとの事。
心の中で心底ため息をつき、
冷え切って冷たいドアノブを掴みドアを開け、
事務所を後にした。
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外はもう冬景色。
人混みの中には手を繋いで歩くカップルで溢れかえっていた。
昔、親には「早く結婚しろ」といつもの様に
言われていた。
この歳になってもまだ彼氏すら作っていない。
いや、作る気がない。
仕事柄出会いなんてないし、そもそもこんなに
ピアスが空いた女と付き合ってくれる人がいない。
多分顔は悪くないと思うんだけど…。
どうして出来ないんだろう。
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ミオピです!
皆様いかがお過ごしでしょうか。
とても寒いですよね。お体には気おつけてください。
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めぐみん - めっちゃ気に入りました!次の更新期待していまーす! (2019年1月14日 10時) (レス) id: 783d8186db (このIDを非表示/違反報告)
陽毬(プロフ) - とっっても面白いです…! 続きが気になります! もっと伸びるべき小説だと思います! 更新これからも頑張って下さい! (2019年1月2日 21時) (レス) id: 72bc1d245d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミオピ | 作成日時:2019年1月1日 0時