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35個目 ページ37











私はあの後、左馬刻たちと別れた。



理鶯の名残惜しそうな顔が頭にこびりついている。




今日は普通に依頼だ。

私は何でも屋だからね。


殺しだけじゃないから…さ。




まぁ、少々値は弾むけど…


お得意さんもいるし。








バイクに乗り街を走る。






しばらくすると、あまり好きでは無い


雰囲気にたどり着く。









ガヤガヤとうるさくて、


ゲーセンやパチンコ屋の音が響いてる。



あとは…



















『無駄に目に入るアニメの広告…。』






御察しの通り…


場所は【池袋】。






今日は池袋で猫探し。





少しだるい気もするが…


まぁ、動物は好きだし。









だけどこの街が嫌いなだけ。


うるさいし、


キモイオタクばっかだし。





何より人がどこよりも多い。






渋谷のようにカップルが沢山いる訳では

なく、オタクや病んでる人などで溢れかえっている









自分のバイクを事務所の下に停め、


事務所へと向かった。





今一度言うが…私は渋谷、新宿、池袋、横浜


そして【中央区】に事務所を持っている。




今日は池袋。









いつもの様に誰も居ない事務所に足を


進めようと思った…









だが…









『っ…』









中に…誰かいる。







私の勘がそう訴えていた。





中でコツコツと歩いている音が聞こえてくる…



音からして…女…?





この事務所の場所はあまり誰も来ないはずだ…。


そもそも鍵は閉めてあるはず…。


そう思い鍵穴をみるも、壊された形跡はない。








(…身内…?)







いやそんなはずはない。


そもそも事務所の場所を知っているのは


神宮寺先生と一二三だけのはず…。







私は息を潜め、【ヒプノシスマイク】を構えた。



さすがに何があるかわからない。


殺しをやっていると何かと恨まれることもある。

だから…こういうことも起きるよね…きっと。








私はスーツを着ているにもかかわらず、


足を上げドアを蹴飛ばした。



直ぐにヒプノシスマイクを構え、


戦闘態勢に入った。









?「随分と殺気立ってるじゃないか。」









ゆっくり中に入ると、


案の定女がたっていた。


…?誰…?




女はポニーテールをしており、

黒いスーツのような服を着ている。











まさか…



お前は。

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めぐみん - めっちゃ気に入りました!次の更新期待していまーす! (2019年1月14日 10時) (レス) id: 783d8186db (このIDを非表示/違反報告)
陽毬(プロフ) - とっっても面白いです…! 続きが気になります! もっと伸びるべき小説だと思います! 更新これからも頑張って下さい! (2019年1月2日 21時) (レス) id: 72bc1d245d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミオピ | 作成日時:2019年1月1日 0時

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