34個目 ページ36
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『昨日はありがとね。理鶯』
私は洗っておいたスーツに
腕を通しながらそう言った。
理鶯も軍服に着替えていた。
理「あぁ。久しぶりにあえて小官は嬉しかった」
左「どうでもいいけどよ〜、ここで着替えんな
よ。」
銃「理鶯はともかく、貴方は女性でしょう。
そんな男性軍の前でどうどうと着替えられると、
ちょっと恥じらいを感じます。」
と、銃兎と左馬刻は
私のことをガン見しながら、そう言った。
言ってることとやってる事が比例してんだよなぁ。
…
あ、ちゃんと背中は隠してるからね。
というか予備で持ってきてあった、
Tシャツの上から着替えているから大丈夫。
私は少しだけ軽くなったバックを
持ち上げ帰る準備をした。
バックを机の上に置くと、
銃兎と左馬刻はズイっとバックの中を覗いてくる。
すると2人の顔が突然豹変した。
左「なんでお前、チャカ持ってんだよ。」
銃「銃だなんて、物騒なもの持ち歩いて…。」
『…護身用。今のご時世女はヒプノシスマイクを
持てないでしょ…だから代わりにって感じ。』
と、言いながら私は
ハンドガンに弾を詰めていった。
2人は少しだけ悩んだ後、まぁいいか見たいな顔を
してまた世間話に戻った。
今のご時世…女が【ヒプノシスマイク】を持ってる
なんてバレたら…何されるか分からない。
しかも私のは違法ではなく、【新世紀版】
これは左馬刻たちが使ってるようなヒプノシスマイ
クとは少し違う。
正規版とは違い、より精神干渉が強くなった
方のヒプノシスマイクだ。
【無花果】が何故私にヒプノシスマイクを渡したの
かは謎だ。
だがこれは【新世紀版】。
1番最新のヒプノシスマイクだから、
きっとなにか思惑があるんだろうな。
無花果の命令でコイツらも…
殺さなくちゃいけなくなる。
無花果の命令に私は逆らえない。
だから、一二三だろうが理鶯だろうが。
…殺さないといけない。
・
まぁ、そんな事が無いと信じておく。
左「おい。何ぼーっとしてんだ話聞いてんのか?」
銃「梨花さん?大丈夫ですか?」
『…すいません。なんの話でしたっけ?』
左「だーかーらー、車で送って行った方が
いいかって聞いてんだよ。」
『有難いんですが今日の所は大丈夫です。
私はバイクで来てるので。』
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めぐみん - めっちゃ気に入りました!次の更新期待していまーす! (2019年1月14日 10時) (レス) id: 783d8186db (このIDを非表示/違反報告)
陽毬(プロフ) - とっっても面白いです…! 続きが気になります! もっと伸びるべき小説だと思います! 更新これからも頑張って下さい! (2019年1月2日 21時) (レス) id: 72bc1d245d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミオピ | 作成日時:2019年1月1日 0時