16個目 ページ18
･
『あ。パーカーありがとうございました。』
そう言い私はびしょびしょに濡れている乱数の
パーカーを渡した。
「うん!!オネーサンに風邪ひかれたら嫌だから
ねぇ〜♪」と乱数は私の手からパーカーを受け取った
雨に濡れた乱数は…なんと言うか小学生っぽさが
抜けて、大人の色気を漂わせている。
ピンクの髪の毛も水が滴っていて、俗に言う
【水も滴るいい男】と言うものなのかもしれない。
乱数の白いシャツは透けていて白い素肌が見える。
雪のように白くて、触れたら消えてしまいそうな…
そんな感じの素肌をしていた。
私の身体とは大違いだ。
私は…傷だらけで見るに堪えないものだから。
とても恥ずかしい。
背中には…＿＿＿＿＿があって人には絶対見せたく
ない。
「…え。オネーサン…それ。…刺青?」
?!
いつの間にか乱数は私の後ろに回り込んでおり、
私の背中に指をさしていた。
すごく驚いた顔をしていて…。
やばい、これはやばい。
これだけは人に見せたくなかった。
･
私の背中には…【青龍の刺青】が大きく入って
いるのだ。
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めぐみん - めっちゃ気に入りました！次の更新期待していまーす！ (2019年1月14日 10時) (
レス) id: 783d8186db (このIDを非表示/違反報告)
陽毬(プロフ) - とっっても面白いです…！ 続きが気になります！ もっと伸びるべき小説だと思います！ 更新これからも頑張って下さい！ (2019年1月2日 21時) (レス) id: 72bc1d245d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミオピ | 作成日時：2019年1月1日 0時
