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見えない子5 ページ6
「殺したくない。」
殺せない、私には
怖いんじゃない、でも、
手がこれ以上動いてくれない。
私はこの人を殺していいの？
永遠と廻る思考に嫌気がさす。
考えているうちに涙が伝うのがわかる。
gr「ど、どうしたんだゾ！？」
グルッペンがあわてながら起き上がって駆け寄る。
殺そうとしていたのに……。
どうして……？
騒がしさに気がついたのか数名が総統室に駆け込んできた。
？「何やってるんすか、ずるいっすよ」
？「えっ、グルちゃんそんな趣味が……」
？「その女の子誰めう？」
暗がりに落ちている刃は見えていないのか傍から見ればグルッペンが私を泣かしたように見えるのだろう。
入ってきた3人に対して「来るのが遅いゾ！」と言っているが…
「大丈夫めう？」と近くにいたグルッペンを引き剥がしてくれる人。
聞くべきなのはグルッペンさんの方だと思うんだけど…
突然頭に置かれた大きな手に体をふるわせる。それに気がついたのか ごめんね？ と言って手を離してくれた。
ーーそれで、こんな所で何をしていたのかな？
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霧火(プロフ) - ヒトさん» ありがとうございます！これからも頑張ります(」・ω・)ｵｯｽ (2020年9月30日 7時) (
レス) id: 2b4be9d48e (このIDを非表示/違反報告)
ヒト - 最高です。更新頑張ってください。 (2020年9月30日 6時) (レス) id: fb5383e1c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霧火 | 作成日時：2020年9月22日 20時
