【ツイステ】オクタヴィネルに愛される7《逆ハー》 (ページ18)

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318話最大限の協力ページ18

ｼﾞｬｯｸ｢単刀直入に言う。寝返ってくれ。｣

貴｢………は、…？｣

低い声にその場にいた全員が凍りつく

貴｢…何言ってるの？あなた達……。

…私に裏切れって言っているの……？｣

ｼﾞｬｯｸ｢Aさん…？｣

貴｢裏切り………私はね、そういう事が大っ嫌いなのよ。

確かにあなた達は可愛い後輩よ。

でもね、仲間じゃないのよ。

私はアズールの味方。

何があってもそれは変わらないわ

例えあなた達が私にどれだけの対価をくれると約束してくれても、

私はアズールの味方を辞めるつもりは無いの。

だけど、諦めないで。もっと足掻いて、抵抗して、もっと私を楽しませて……？｣

ふふふっと笑えば足元にいたグリムが悔しそうな顔をする。

ｸﾞﾘﾑ｢くそぉ！やっぱり嫌な奴なんだゾ…。｣

ユウ｢…Aさん…。｣

ごめんね…ユウ君……そんな悲しい顔しないで……

貴｢だけどそうね、ユウ君と約束しちゃったし慈悲深い私が一つだけ、力になってあげる。｣

『はい。ジェイド捕まえた♡』

入口を塞いでいたジェイドに後ろから抱きつくと体が動かせないよう魔法で縛る

ｼﾞｪｲﾄﾞ｢…っAさん！離して下さい！｣

それを見てアズールは更に焦り出す

ｱｽﾞ-ﾙ｢何するんですAさん！｣

貴｢だって私約束しちゃったもん。出来ることは協力するって。

ユウ君、これが私に出来る最大限の協力よ。｣

ｱｽﾞ-ﾙ｢なぜ！！！｣

貴｢だってこんな所で終わらせるのは楽しくないでしょう？

逃がして遊んであげましょう？

はい！みんな、今のうちに逃げちゃって！｣

ユウ｢Aさん……っ…ありがとうございます…！｣

ｼﾞｬｯｸ｢先輩……恩に着ます！｣

ｴ-ﾃﾞｭ-ｽ｢ありがとうございます……先輩！｣

私たちの横をすり抜け走り去っていく4人と1匹

ユウ君、負けるなら私のいない所で負けてね。

じゃないときっと貴方を助けてしまうから……。