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313話 不器用な愛を ページ13
貴方side
貴｢ん…｣
ｱｽﾞ-ﾙ｢…っはぁ……｣
お互い求めるように口付ける
アズールは私に似ている。
お互いに秘密を持っていて、それを隠し
補う為に努力して、努力して、手に入れた完璧を演じる
それが愛おしくて、堪らない
貴｢…アズール……｣
不器用な愛を、貴方に捧げる。
私に、家族を、愛を教えてくれた貴方に。
『……愛してるわ……』
そう伝えれば目を細め、微笑み深い愛をくれる
もっと私を愛で満たして。
嫌な事なんか考えなくていいくらい、
全てを隠したまま。
ｱｽﾞ-ﾙ｢愛しています……Aさん………｣
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作者名：ヒスイ | 作成日時：2021年9月4日 1時
