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288話 彼の願い ページ38

VIPルームにて



ジャック「なんだここ本当に学校内か?
でかい金庫があって銀行みてぇだ」



貴「ユウ君は1回来たことあったわね。例の件で」



ユウ「……言わないでください…。」



貴「ふふ…、さぁ入って!」



4人でソファーに腰掛ける。


暫くして双子がお茶を持ってきた。


ジェイド「どうぞ…」


カチャリと食器の音が無音の部屋に響く



アズ-ル「…それで、僕に相談というのは?」



ユウ「…下僕にしている生徒達を自由にして欲しいです。」



アズ-ル「はっはっは…
…これはまた、横暴なことを仰いますね
僕と契約した生徒225人の解放ですって?」



ジャック「225人?!そんなに契約してやがったのか。」



アズ-ル「今年はジェイドとフロイドが精力的に営業活動をしてくれましてねぇ
お陰様でたくさんのお客様と取引させて頂きました。」



貴「そのおかげで私の精神もズタボロだったけれど。ねぇアズール。」



アズ-ル「………その件は本当に申し訳なかったです…。
ゴホン…。さて、本題に戻りましょう。ユウさん、

貴方は生徒たちを自由にして欲しいと言いますが、僕は彼らに不当な労働をしせている訳ではありません。

彼らは契約書の内容に合意し、僕と『契約』を交わした。

契約は可哀想だとか、そんな感情的な理由で他人が口を挟めるものじゃあないんですよ

つまり、一昨日お越しください。という事です。」



ユウ「取引すれば、どんな願いでも叶えてくれると聞きました。
だから僕も、取引をします。」

289話 願いを叶えるための条件→←287話 見事なヘルプ



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ヒスイ(プロフ) - Kuroinaさん» kuroinaさん!コメントありがとうございます!そうなんですね!知識不足ですみません!!すぐ訂正してきます!教えて下さりありがとうございます! (2022年1月10日 21時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
Kuroina(プロフ) - 楽しくここまでまで読ませていただいています。ちょっと修正してしていただきたい部分があります。273話下方の夢主のセリフで「私は王族とは〜」とあるのですが、カリムは大富豪である商家の息子であって王族ではないので修正していただけると嬉しいです。 (2022年1月10日 20時) (レス) @page24 id: ba37c1e30e (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - 星さん» 星様!ありがとうございます!嬉しいコメを励みに頑張ります!! (2021年9月5日 14時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
- 小説とても面白いです!更新頑張って下さい! (2021年9月5日 14時) (レス) id: 5b6bab53ae (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヒスイ | 作成日時:2021年8月29日 19時

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