【ツイステ】オクタヴィネルに愛される2《逆ハー》

55話 ラギー ページ5

そんな帰り道、またサバナクローの生徒に出会った


ﾗｷﾞ-｢Aさん！レオナさんを見てないっスか？｣



貴｢ラギー、あの糞ライオンならさっき学園長室前廊下の通りにいたわよ。｣



ﾗｷﾞ-｢…またレオナさんと何かあったんスか？ｼｼｯ
て、あ……もしかしてその耳の血の跡……｣



貴｢あぁ、やっぱり血出てた？すごく痛かったもの……

アイツ、手加減を知らないの？ほんと馬鹿ね……｣


ﾗｷﾞ-｢レオナさんにそんな事言えるの多分Aさんくらいっスよ……
はい、こっち来てください、手当するんで、｣


貴｢平気よ。｣


ﾗｷﾞ-｢いや、流石に血出てるんで、それにうちの寮長がした事なんで手当くらいさせてください！｣


貴｢…んー…ならお願い……｣


手際よく手当してくれるラギー、慣れてるのね。


ﾗｷﾞ-｢よし！終わりましたよ！｣


貴｢ラギー、ありがと…｣


ヨシヨシ

急に頭を撫でられて身構える


貴｢な、なんの真似。｣


ﾗｷﾞ-｢可愛かったんで！ｼｼｼｯ｣


なんて太陽のような笑顔を見せるラギー、


はぁ……レオナもラギーみたいにいい子ならいいのに……。



ﾗｷﾞ-｢じゃあまた逃げられる前に行ってくるッスね！｣


貴｢うん。ならまたね、ラギー｣

56話 ひとりじゃないから→←54話 弱肉強食

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す