85話 俺を信じろ ページ35
貴方side
アズールについて行くとお目当ての彼の背中を見つける
ｱｽﾞ-ﾙ｢こんにちはジャミルさん。急に尋ねて申し訳ないですが、少しお話が……｣
ｼﾞｬﾐﾙ｢アズール…と、Aか。…それで何の用だ。｣
貴｢昨日スカラビアの3年生がトラブルを起こしたのはご存知？｣
ｼﾞｬﾐﾙ｢そう言えば保健室で寝たきりの3年がいるな。
口も聞けない状態で詳しくは分からなかったが。
それが、なんだ。｣
貴｢実はね、その3年生がハーツラビュルとオンボロ寮の生徒を拉致して、それを助けに来た私も、魔法薬は掛けられるわ言葉で辱められるわで…本当に怖かったのよ
まぁ仲間のおかげで助かったけど。｣
ｼﾞｬﾐﾙ｢そういう事だったのか……。すまない。俺の監督不足だ。｣
その時だった。
｢そんな……まさかうちの生徒がそんな事を……！！｣
叫び声が聞こえたかと思えば突然目の前にダッシュで現れる人影
ｼﾞｬﾐﾙ｢カリム！！｣
それはここスカラビアの寮長、カリム・アルアジーム。
ｶﾘﾑ｢悪い！俺が寮長でありながら、怖い思いをさせてしまった……！！本当にすまなかった！！｣
腕を掴まれめちゃくちゃ謝られる
元気な子ね
ｶﾘﾑ｢そうだ！お詫びと言ってはなんだが宴を開こう！｣
貴｢いえ、その必要は無いわ。私はジャミル君に話があるのだけど。｣
ｶﾘﾑ｢宴は嫌いか？
あ！そうだ！なら一緒に空を飛ぼう！｣
話聞いてないわね。フロイドでもここまでないわ。
貴｢ごめんなさい。私飛行術はあまり得意ではなくて。｣
やんわりと断るも
ｶﾘﾑ｢大丈夫だ！ほら、行こう！｣
無理やり腕を引かれる
貴｢え……でも……。
……ひゃっ！！｣
後ろから何かに擽られる
振り向けば
……布切れ？
ｶﾘﾑ｢魔法の絨毯だ｣
カリムはヒョイっと絨毯に乗り私に手を差し伸べる
ｶﾘﾑ｢俺を信じろっ！｣
ニカッと笑うその姿に仕方なく手を伸ばすと意外と安定している絨毯に足を運ぶ
ｶﾘﾑ｢アズールも来るか？｣
ｱｽﾞ-ﾙ｢貴方をAさんと2人きりになさせるのは少々遺憾ですが、それ以上乗ると落ちそうで怖いので遠慮しておきます｣
貴｢ならアズール、行ってくるわ。｣
ｶﾘﾑ｢空の旅の始まりだ！！｣
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かく。@スカパレBsc(プロフ) - ヒスイさん» わ〜！ありがとうございます！！ｳﾚｼｲ♪ (2021年8月31日 9時) (
レス) id: 9bfc59222b (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - かく。@スカパレBscさん» 嬉しいコメントありがとうございます！！実はクローバー家長女の話と3つ子のウツボの話を読ませていただいています！神作者様にお褒め頂き光栄です！励みにこれからも頑張ります！ (2021年8月30日 22時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
かく。@スカパレBsc(プロフ) - なんで................伸びないんだろ................こんなに好きなのに....................てかリーチ兄弟がめっっっちゃ可愛いですね！！！！書くの上手です！！！！(謎の上から乙)ホンッッッッット好きです！！！！頑張って下さい！！！ (2021年8月30日 21時) (レス) id: 7770b6a244 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒスイ | 作成日時：2021年8月4日 21時
