【ツイステ】オクタヴィネルに愛される《逆ハー》

12話 決闘 ページ12

午後3時オクタヴィネル寮前にて。


決闘が行われるとのことで寮前は人が集まっていた。


大方あの寮長が自分の能力を自慢して勝つ所を見せたいんでしょう…。


｢うわー。なに？決闘？｣


｢寮長の座をかけて正式な決闘のようですね。
ですが、相手は女性？
何故男子校に女子生徒が？｣


｢なんでもいいけど
面白そー。ねぇジェイド俺も戦いたいー。｣


｢フロイド、今はまだダメです。観戦と行きましょう。
それに、まだ始まったばかり、これからたくさん遊べますから｣


｢ちぇー。ま、後で遊べばいっかぁ♡｣




ｸﾛｳﾘ-｢では、静粛に。
今から2人の決闘を行います。
この鏡が地面につき割れたら、開始の合図です。｣


『レディーーーファイッ』


ﾊﾟﾘﾝ


鏡が割れた。その瞬間。


ざくりと嫌な音を立てて何かが落ちた。



寮長｢〜〜〜っ！！！！！｣


声にならない悲鳴を上げながら地面をのたうち回るその男


一瞬の出来事に周りは理解出来ず疑問の声が広がる



貴｢ふふ。どうしたの？喋らないと、

何も分からないでしょう…？｣



のたうち回る男に1歩1歩と近づく。



貴｢あぁ、ごめんなさい…？
これがないから、話すに話せないか…。｣



拾い上げたその赤い物体…。



それは、人間の舌。

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