第189話 桜月よ永遠なれ ページ11
さてどうやって帰るか…。
崖の上には登れなさそうね。
高さは相当あった。私達が生きていたのは奇跡くらいだ
先に進んでみるか。
私達2人は崖とは真逆に歩き出した
すると開けた場所に出た
そこには小さな村の跡があった
ほとんどの家が焼け焦げたあとが目立つ
小さな洞窟に石造りの立派な井戸、そして小さくて綺麗な赤い鳥居
………私はここを知っている
銀時「綺麗な鳥居だな。神社?」
貴「えぇ。ここは春になるとお祭りがあったの。桜神を祀る小さな神社があって…。」
銀時「よく知ってるな。」
知らないはずないじゃない。
貴「えぇ…。だってここは…この鳥居は父が立てたんだもの…。ここにあった神社も全て。
ここは…私の故郷よ。」
銀時「ここが…ここでお前は生まれたんだな…。
親父は宮司さんだったのか?」
貴「うん。もう、神社もお父さんもみんないなくなってしまったけど…」
そう。ここから私の物語が始まった。
母と父と別れ吉田松陽と出会ったこの場所。
先生との出会いを思い出す→坂田銀時end
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作者名:♪ヒスイ&みよ♪ | 作成日時:2017年3月29日 2時