40話 ページ40
貴方side
リリア先輩のベースとマレウス先輩のピアノでみんなが踊り出す中
そんな状況が楽しくて、目を輝かせていると、ふと君の声がした。
ﾌﾛｲﾄﾞ｢…手を取って……｣
貴｢え…、｣
分からないまま、何気なしにその手に触れればフロイド君に引き寄せられ腰に手を当てられる。
踊ったことなんてないから焦っていると
ﾌﾛｲﾄﾞ｢俺に任せて…｣
ふわりと笑う彼になぜだか安心して、その身を任せた。
彼にリードされて綺麗に踊る
君はどんな思いで、私と踊ってくれているんだろう……。
監督生さんじゃなくて、私を選んでくれた……
それが少し嬉しくて……
そっとフロイド君の目を見つめれば、目が合って、
でもその真剣な瞳から目が離せない。
それはまるで舞踏会で王子様と踊るシンデレラのよう……。
だけど、幸せな時間なんて、あっという間に過ぎていって、1曲が終わってしまった。
名残惜しく離れる彼の温もり……
でも心はまだ夢の中で……彼の温もりに酔いしれていた。
その時トンと肩を叩かれ顔をあげれば
ｼﾞｪｲﾄﾞ｢Aさん、僕とも踊っていただけますか？｣
そこにはもう君はいなくて、
貴｢え、ジェイド君……？｣
代わりに彼の片割れが立っていた。
監督生さんのところに行ったのかな……。
少し寂しい気持ちにしゅんとしていると、そんな私にジェイド君が手を差し出す
ｼﾞｪｲﾄﾞ｢…Aさん……お手をどうぞ。｣
寂しさを紛らわすように、彼の手を取った。
貴｢はい………！｣
2人が綺麗に踊る中、
ﾌﾛｲﾄﾞ｢ホント、Aの周りには花が咲くね…｣
彼が寂しげに呟いたのを私は知らない。
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ヒスイ(プロフ) - ぽてとさん» ぽてとさん！うわぁぁめちゃくちゃ嬉しいコメントありがとうございます！！！これからも頑張りますね！！！ (2021年11月26日 18時) (
レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
ぶるブルブルミちゃん(プロフ) - ヒスイさん» そうなんですね！では、更新頑張れぇーーﾋﾞﾋﾞﾋﾞﾋﾞﾋﾞ (2021年11月26日 16時) (レス) id: 33d476be95 (このIDを非表示/違反報告)
ぽてと(プロフ) - いつも神作ありがとうございます！いつもいつも陰ながら応援させていただいておりました。ヒスイ様の更新を励みに頑張っております！更新速度も早くて本当に感激です。これからも更新を頑張ってください。以上です。 (2021年11月26日 7時) (レス) id: 332fdff4d8 (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - ぶるブルブルミちゃんさん» いやいや他の作者さんに比べたらまだまだです！！読者様の応援のおかげで書けています！！感謝です！！ (2021年11月25日 23時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
ぶるブルブルミちゃん(プロフ) - ヒスイさん» ツイステの小説なんでそんなうまくかけるんですか (2021年11月25日 23時) (レス) id: 33d476be95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒスイ | 作成日時：2021年11月17日 12時
