27話 ページ27
リドル君は私を見ると優しく笑って、その手を離す
ﾘﾄﾞﾙ｢昨日ぶりだねA。ハーツラビュル寮に用かい？｣
貴｢あ、はい。リドル君にこれを。｣
イデア先輩から頼まれた書類を差し出す
ﾘﾄﾞﾙ｢…僕に……？
あぁ…トレイン先生からの……。
ありがとう…！｣
貴｢では私は。｣
任務を終わらせたから自分の寮に戻ろうと思ったが、再びリドル君に手を掴まれる
ﾘﾄﾞﾙ｢待って………せっかく来たんだからお茶でもどうかな？
丁度トレイが作ったいちごのタルトを食べようと思っていたところなんだ。｣
いちごタルト………
貴｢……なら…お言葉に甘えて……。｣
甘いものに釣られるなんて、……でも、トレイ先輩の作るお菓子はそれ程美味しいんだよなぁ…。
ﾘﾄﾞﾙ｢ふふ…歓迎するよ。
おいで。A｣
リドル君に手を引かれ、寮の中に案内される。
庭のテーブルに並べられたケーキはキラキラと光っていて。
貴｢綺麗……｣
思わず見とれた。
そんな私を君はクスッと可愛らしく笑う
ココ最近の彼は、昔よりも表情が柔らかくなって、優しくなった。
それはきっと、彼を呪縛から解き放ってくれたあの子達のおかげなんだろうな…。
ﾘﾄﾞﾙ｢ここでは自由にしていいからね。
ほら、お食べ？｣
君と私はよく似ている。
…だけど自由という言葉は私にはまだ手が届かないところにあって……
貴｢はい…ありがとう……｣
だけどこの学園の中だけでは、自由でいられる。
フロイド君が…連れ出してくれたから……。
それだけでもきっと…。
幸せだよね。
ﾘﾄﾞﾙ｢…君も自由になればいいのに…。｣
彼が小さく呟いたのを私は知らない。
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ヒスイ(プロフ) - ぽてとさん» ぽてとさん！うわぁぁめちゃくちゃ嬉しいコメントありがとうございます！！！これからも頑張りますね！！！ (2021年11月26日 18時) (
レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
ぶるブルブルミちゃん(プロフ) - ヒスイさん» そうなんですね！では、更新頑張れぇーーﾋﾞﾋﾞﾋﾞﾋﾞﾋﾞ (2021年11月26日 16時) (レス) id: 33d476be95 (このIDを非表示/違反報告)
ぽてと(プロフ) - いつも神作ありがとうございます！いつもいつも陰ながら応援させていただいておりました。ヒスイ様の更新を励みに頑張っております！更新速度も早くて本当に感激です。これからも更新を頑張ってください。以上です。 (2021年11月26日 7時) (レス) id: 332fdff4d8 (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - ぶるブルブルミちゃんさん» いやいや他の作者さんに比べたらまだまだです！！読者様の応援のおかげで書けています！！感謝です！！ (2021年11月25日 23時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
ぶるブルブルミちゃん(プロフ) - ヒスイさん» ツイステの小説なんでそんなうまくかけるんですか (2021年11月25日 23時) (レス) id: 33d476be95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒスイ | 作成日時：2021年11月17日 12時
