21話 ページ21
監督生｢本当に、やめてもいいんですか？ふふ……｣
楽しそうに笑うそいつは、僕が拒否できないと分かっているから……。
ｱｽﾞ-ﾙ｢……っAさんには…手を出さないでください……。｣
その時だった。
？｢そういう事だったんだね、アズール。｣
その声に振り向けば、アイツがそこにいた。
ｱｽﾞ-ﾙ｢フロイド…？｣
監督生｢フロイド先輩？！｣
教室のドアに背を持たれ、真面目な顔でこちらを見るフロイドは殺気を纏っていた。
ﾌﾛｲﾄﾞ｢あんなにAの事大事にしてたのに、
コイツが来た瞬間その態度が変わったのは、
Aが辛そうにしてたのも全部、コイツのせい……。
ねぇ、アズール、なんで俺を頼ってくれなかったの？｣
そう問いかけるフロイドに監督生は焦るように弁解する
監督生｢…これは…違うんですよ……先輩っ……ひっ！！！｣
ﾊﾞﾝｯ
扉を殴るフロイドに監督生はビクリと跳ねて黙り込む
ﾌﾛｲﾄﾞ｢お前は黙ってろよ……
……オレはね、Aが好きだった。
だからアズールと幸せになってくれるならいいって思ってた。
だから、その幸せを、壊す奴がいるんなら、俺が許さねぇ……。｣
その言葉に監督生は本性を表す。
監督生｢みんなみんなAAって！！
なんなのよ！！！！あんな死に損ない！！｣
鬼の形相で机を蹴り飛ばす監督生に歩み寄りフロイドはその胸ぐらをつかみ持ち上げる。
ﾌﾛｲﾄﾞ｢……黙れよ……。
ほら、アズール行って。早くAを追いかけて。
ちゃんと誤解を解いて、幸せにしてあげて……。｣
優しい眼差しで僕を見る彼は、きっと心からAさんを好きだったんだと、理解した。
ｱｽﾞ-ﾙ｢ありがとうフロイド……｣
優しい彼の恩に報いる為にも、僕は彼女の元へ駆けた。
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そーだだお(プロフ) - ヒスイさん» ホンマにやめてっっっっっっっっ（；×；）） (2021年11月16日 21時) (
レス) id: b62b3a7923 (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - 漣フィオ。さん» 漣フィオさん！いつもありがとうございます！！！嬉しいコメントに励まされています！ (2021年11月16日 18時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
漣フィオ。(プロフ) - ヒスイさん！完結おめでとうございます！感動です…！まぁ、泣きましたが…。とても面白かったです！神作ごちそうさまです！ (2021年11月16日 16時) (レス) @page28 id: 912a846180 (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - そーだだおさん» アズール｢また泣かせてしまいましたね…。すみません。貴方を1人残して、行ってしまった事、謝ります。でも、僕は幸せですよ。だって、愛する貴方の為に、この命を捧げる事が出来たのですから…。 だから、ほら、笑って……。｣ (2021年11月14日 23時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
そーだだお - ねぇ本当にこういう死ネタやめてくんない？…布団びっちゃびっちゃなんだけど…なんか目から水止まらんし (2021年11月14日 23時) (レス) @page28 id: b62b3a7923 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒスイ | 作成日時：2021年11月11日 18時
