【鬼滅の刃】キメツ学園の愛され姫《逆ハー》

21時限目 ページ21

善逸君が先生に連れられて行ってから、一人になった伊之助君を見てみると、




やはりペンが進んでいない。





貴「伊之助君は調子どう？」





そっと隣の椅子に座ると




伊之助「お、俺様に近づくな！なんか、こう、ほわほわすんだよ！」




と初めて拒絶された。なんだか悲しい…笑




私がしょぼくれた顔をしたからか、伊之助君は慌てて弁解する。




伊之助｢別にAが嫌なわけじゃねぇぞ！だけど、ほわほわっていうのは…そのこんなんで…こんな感じなやつだ。｣





でも身振り手振りでなんとかほわほわの意味を伝えようとする伊之助君がなんだか可愛い…。





暫くみんなの勉強を見ていたら先生と善逸が戻ってきた。





冨岡｢今日はこれで終わりだ。また次回、同じ時間に此処に集合だ。｣




帰る準備が終わり、後はみんなで帰るだけなのだが、




教室に残った道具を高々と積み上げる先生。




ま、まさかこれ、1人で運ぶつもり？




流石に無理があると思った私は荷物を置くと冨岡先生に近づいた。




貴｢先生！荷物運ぶの手伝います！｣




私がそういうと、先生は少しだけ口角を上げて




冨岡｢あぁ、ありがとうA。｣




そう微笑んでくれた。




貴｢ごめんみんな先帰ってて！｣




その言葉で私はかまぼこ隊+玄弥とわかれた。

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