【鬼滅の刃】キメツ学園の愛され姫７《逆ハー》

7-9時限目 ページ9

｢お前も父親が死んだのか｣




貴｢うん…。私のせいで死んじゃったの。｣




｢俺達は似たもの同士か…。

…泣くな…。もう死ぬのはやめる。｣




そう。この子を慰めてた筈なのに立場はいつの間にか逆転していて、私が慰められていた。




貴｢うん。ありがとう…｣




｢そう言えばお前は…｣



そこで初めてお互いが名乗っていないことに気がついた。




貴｢私はA。あなたは？｣




伯治｢俺は、伯治だ。｣




貴｢伯治…いい名前だね。｣




伯治｢…所でお前は巫女なのか…？｣




あ…そう言えばコスプレしてるままだった…



だけどこの格好だからこそ思いついた。


私が今、出来る事。


亡くなった伯治のお父さんを浄化する事。



貴｢天蓬･天内･天衝･天輔･天禽･天心･天柱･天任･天英(ﾃﾝﾎﾟｳ･ﾃﾝﾅｲ･ﾃﾝｼｮｳ･ﾃﾝﾎﾟ･ﾃﾝｷﾝ･ﾃﾝｼﾝ･ﾃﾝﾁｭｳ･ﾃﾝﾆﾝ･ﾃﾝｴｲ)｣




夢で見た通り円を描くようにステップを踏む




貴｢生まれ変わって…きっと貴方が幸せになれますように…｣



その瞬間周り白く光って、



貴｢伯治…！！｣



名前を呼ぶも伯治は私が見えていないようで…



伯治｢A…？｣



辺りを見渡している。



すると頭の上の方から誰かの声がした。



｢こっちだ。戻って来い…A…！！｣



知らないだれかの声。


白い世界から腕が伸びてきて、引き込まれた。


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たいへんお待たせいたしました。

ついに猗窩座こと伯治との初絡みです！


ちなみに伯治の過去は原作とは違いオリジナっています。

伯治(猗窩座)との今後は次回をお楽しみください。

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