52話 家族 ページ2
朧side
その後僕達は事情聴取をされ何事もなく無事に署から出ることが出来た
神威「ぷはぁー。シャバの空気は美味しいね」
貴「あんた犯罪者みたいになってる…」
高杉「…これからどうするんだ…?」
それはお姉ちゃん達に掛けられた言葉ではない…
僕は…これから…どうすれば…。
GINと言う家もない。
知り合いも家族も友達もいない。
日本という知らない所で一人生きていけるのか…?
でも…お姉ちゃんには…迷惑をかけられない…。
朧「……僕は…帰るよ…。」
僕がどうなったって…どうせ悲しむ人なんて…誰も…
貴「そっか…じゃあ一緒に帰ろっか…朧」
目の前に伸びてきた優しい手
朧「え…?」
僕の心には戸惑いしかなかった
貴「言ったでしょ…?私に嘘は通じないって…。
私と一緒に生きよう?今日から私達は家族になるの…。
やっぱり…嫌…かな?」
朧「嫌だなんてそんな事ない!!…だけど…僕は…。僕は…」
嬉しかった…涙が出る程…。
だけど…僕には…決して知られてはならない秘密がある…。
貴「どんな過去があったって私は全て受けいれるよ。
今まで…1人でずっと辛かったよね…。
本当に…よく。頑張ったね。」
そう抱きしめてくれるお姉ちゃん
とても温かくて…安心する優しい匂い…。
その温もりは僕の罪を和らげてくれているような気がした
ー独り言ー
家族といえばバイオ7を思い出しますね…。
グ ロ&VR版を買ってるんですが怖くて出来ない…。
虫とかやばいですよ…あれ。
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作者名:♪ヒスイ&みよ♪ | 作成日時:2018年12月24日 23時