【銀魂】君が好き2《短編集》

山崎退『空っぽ』2 ページ10

────過去回想────


『貴方達…こんな所で何してるの？』


その少女は突然俺の目の前に現れた


「「誰だお前はぁ！！」」


『いじめ？』


そう…幼い頃俺はいじめられていた


退「た…助けてっ…」


俺は少女に助けを求めた


すると少女はこう言った。






『私にもさせてよ』


そういった少女の目はどこか空っぽだった



絶望だった



いじめっ子達は俺に振るっていた棒を少女に渡した


少女が近づいてくる


怖くなった俺は目を閉じた


だが痛みは襲ってこなかった…


「「痛てぇ！何すんだよ！！！」」


『何って…この子にしてたこと…貴方達にしてるだけ。』


少女の持つ棒が向いた先ははいじめっ子の方だった


「「んだとぉ！てめぇもくらえぇ！！」」


退「！！！もうダメだ…」


『大丈夫…私がいるから…』


少女は向かってくる棒を全てはらい飛ばしいじめっ子達に打ち勝った


「ひぃぃぃぃ！！ごめんなさい！！！」



そしてその日から俺がいじめられることはなくなった




そう…子供の頃助けてくれた。


強くて優しい少女の記憶を。




だから今度は！！！



俺が君を助ける！！！




処刑されようとしている姫の前に1人の少年が現れる



退「もう大丈夫…俺が来たから。」



少年は姫を奪い逃走する




これからは2人幸せな日々を…

────────────────────
貴『退かっこいいぞ』


退「これからは俺が君を守るから…」


退「よかったら評価お気に入り登録コメントしてってね！」

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