【銀魂】君が好き2《短編集》

神威『あらしのよるに』7 ページ44

そして運命の日 貴方side


近藤「今日は城之内家護衛の任務だ！

情報によると春雨の動きが怪しい。船も港に着いた。

皆！命をかけて城之内家を護れ！行くぞ！テメェら！」


近藤さんのその一言で私達は一つになった


隊士「はい！局長！！」


城之内家に着き、客間に通された



？「真選組の護衛の方かね？」


近藤「これは！城之内様…！」


その人こそ城之内家当主だった


城之内「今日はよろしく頼むよ。」


その人はじっと私を見つめている


貴「…あの…何か…？」


城之内「君も真選組こ隊士なのかい？君のような女なんかが戦えるのかい？」


そこに助けの土方さん達がやってきた


土方「これは城之内様…。

こう見えても家のAは真選組の中でもトップ5に入る強さでして…ナメられてもらっちゃ困りますね…。」


沖田「下手に手を出すと…怪我しやすぜィ。

綺麗な花には刺があるって言うだろ？」


そう言うと当主は何かを考えたように頷くとこう言った


城之内「ほう…。ならば…私の傍に置いてくれ…。」


2人「なっ？！」


城之内「綺麗な女子が側に居った方が心も休まるだろう？男ばかりではむさ苦しくてならん。」


土方さんは少しイライラしているようで目を血走らせていた


出ていく際耳元でこう言われた


土方「ﾎﾞｿｯ)何かされたらすぐ俺達を呼ぶんだぞ…」


やっぱり土方さんは過保護だ。


でもその優しさは嫌いではない。


貴(私…土方さん達の事…騙してるんだよね…春雨の…神威と…密会してるから…。)ううん…今は任務に集中しなきゃ…


暫く周りを見渡していると辺りが白い…これは…霧？


城之内「また霧が…かかってきたな…」


城之内家があるのは山だ…だからよく霧がかかるそうだ。でも…濃いな…。これじゃあ敵が来たら…。分からない…。

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