【銀魂】君が好き2《短編集》

高杉&神威『差し出す手に』アヤさんリクエスト ページ13

高杉晋助 神威『差し出す手に』


ピーンポーンパーンポーン


｢3年3組の如月A…今すぐ進路指導室に来てください｣


呼び出しかー。そう言えば進路決めてなかったもんなー。
なんて思いながら進路指導室についた


貴｢失礼します…ﾊｯ

高杉先生！！｣


私は嬉しくてつい先生に抱きついた。

そんな私を優しく受け止め撫でてくれる先生。


そう。私たちは付き合っている


でも生徒と先生という禁断の恋愛。

バレたらただでは済まない

でも私たちは恋をしてしまった。


貴｢あ…あの先生…今日放課後…｣


ガチャ

扉の開く音がして急いで私達は離れた


女子｢高杉先生ー♡やっぱりここにいたー！なんで如月さんと一緒に居るのー？｣


高杉｢如月だけまだ進路希望の紙を出していなかったからなァ｣


女子｢へー。そーなんだー。

あ！そーそー。今日放課後私達とデートしに行こうよ！！｣


…先生。行っちゃうのかな…


高杉｢すまねェが先約が入ってるんだ｣


先約ってもしかして…私のこと？



高杉｢で、何だ？A。｣


と先生は微笑んだ


なかなか見られない先生の笑顔に胸が熱くなった


貴｢い、いえ！なんでもありません///｣


女子｢げっもうすぐ授業始まるじゃん急ごー！｣


高杉｢如月…遅刻しないようにな｣


貴｢はいっ！｣


放課後


いつものように進路指導室に行く…


ドアが少し空いていて声が聞こえた


高杉｢あァ…分かってらァ…大丈夫だ…今から行くから…待ってろ。また子。｣


え…また子ちゃんのところに行くの…？


私じゃ…なくて…。


ガタ…

貴｢あ…｣


物音で先生に見つかってしまった…


高杉｢A…？｣


私を呼ぶ先生から逃げるようにその場を立ち去った


走って走って気が付いたら懐かしい公園にいた。


そう言えば小さい頃よく遊んだなー。


(今から行くから。待ってろ。また子…。)


先生は今頃また子ちゃんの所に行ってるのかな…。


貴｢はぁ…期待なんてするんじゃなかった…ﾊﾊｯ…バカみたい｣

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