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35話 刺客 ページ35

神威side



俺は機内に入ってから何かを感じ取った



これは…。『殺気だ…』


その原因を突き止めるべくバーに入った


「いらっしゃいませ。なにか飲み物はいかがですか?」


中には1人の従業員がいた


この匂い…。


神威「やぁ。ならカクテルを貰おうかな」


その時ニヤリとバーテンダーの口元が緩んだ


それで…疑心は確信に変わった


出された綺麗なカクテル


俺は鼻が利く。だから分かる。


毒入りだってね


だが俺はその毒を飲み干した


バーテンダーの顔がますますニヤついている


神威「うっ…。何をした…」


俺は椅子から床に崩れ落ちた


俺がそう尋ねるとバーテンダーは高笑いをしながら


「馬鹿な奴だ…毒が入ってたのさ…!まさか全部飲み干すとは思わなかったぜ!!」


神威「くっ…誰の差金だ…」


「さぁな俺は金で雇われただけだ。そんなの知らねぇ」


神威「そうか。ならば嘘をついていないか…Aに確かめて貰わなきゃね!」


とニコニコとして立ち上がる


「なっ!!!なぜ立っていられる!!!あれだけの毒を仕込んだのに!!!」


バーテンダーの顔は絶望。


そう。俺はその顔が見たかったんだ


神威「ハハッ…ハハハハハッ」


笑いが止まらない


「何がおかしい!!」


神威「俺は最初から知ってたさ。

毒も…お前が殺したバーテンダーの事も…。

隠しきれてないよ。殺気も…血と毒の匂いも…

殺そうとした相手を間違えたね。

俺にそんなもの効かない」


俺は笑顔でバーテンダーを殴り飛ばす


ガシャン!!!


食器やグラスが割る


?「何があったの?!!」


そこに駆けつけてきたのはA


貴「凄い音がして…って!!何してるの?!!」


神威「何って…刺客だよ。潜り込んでた。毒を盛られたんだ」


俺はさっきの出来事をAに話した

36話 君のために→←34話 守りたい



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ヒスイ(プロフ) - 万年金欠少女さん» はい!沖田総悟の話はカゲロウデイズを1部借りて書きました!分かってくれる人が居て嬉しいです! (2019年1月20日 19時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
万年金欠少女 - カゲデイですよね (2019年1月18日 22時) (レス) id: dec6283946 (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - レグリア(蒼炎Δ)さん» コメントありがとうございます!いいセンスだなんて嬉しいです!!! (2018年12月6日 20時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
レグリア(蒼炎Δ)(プロフ) - ザ・ワールド………中の人ネタですね……いいセンスだ……((((((( (2018年12月6日 19時) (レス) id: d46efa7a1f (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - 雪華さん» ありがとうございます!!!これからもよろしくお願いしますね! (2018年11月29日 10時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:♪ヒスイ&みよ♪ | 作成日時:2017年1月24日 20時

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