32話 予知夢 ページ32
貴方side
貴「ん…。」
目が覚めた私の目の前は真っ暗だった。
だが周りは明るい
貴「十四郎…?」
私は十四郎の腕の中に居た
土方「ん…」
十四郎が目を覚ました。と同時にバッと私から離れた
土方「すまねェ…抱いたまま寝ちまった…」
と顔を赤くして謝る十四郎が少し可愛く思えた
貴「ふふ…何照れてるの?」
土方「て、照れてなんかねェよ!!」
なんてやり取りはまるで付き合いたてのカップルのよう
そう考えると少し恥ずかしくなった
貴「…十四郎のお陰だよ…。今日ねとても幸せな夢を見たの学校のみんながいて…お父さんとお母さんもそこに居て…」
…お父さんと…お母さん?
何か…忘れて…
貴「ハッ…!!」
私は夢の光景を思い出した
貴「お父さんとお母さんが危ないかもしれない!!!」
私はベッドから降りるとスマホを見つけると母に電話をかけた
「おかけになった電話番号は電波の届かない場所にあるか、電源が入っておりません。」
貴「なんで…なんで出ないのよ!!!」
それは父に掛けても同じだった
土方「落ち着け!!何があった…!」
私は夢で見たことを十四郎に話した
土方「夢なんじゃないのか?…まさか…予知夢…?」
そうだ。その可能性があるのだ。
私が神威達に出会った時もそうだった。
『誰か助けて!!』そう聞こえたすぐ後に
子供が道路に飛び出し、その母親がそう叫んだのだ
貴「もしも…これが予知なら…。行かなきゃ…」
私は荷物を持って部屋を出ようとする
が、土方に腕を掴まれる
貴「何…離してよ…行かなきゃならないの。」
土方「落ち着けA!行くって何処に!分かってんのか!
それにもし夢が現実になるのならお前だけでは無理だ!
死ぬぞ…!!もっと俺達を…頼れよ。仲間…なんだろ?」
そうだ…冷静に…ならなきゃ…
貴「…ごめん…慌ててた…。」
十四郎は優しく頭を撫でてくれる
土方「分かってる…大丈夫だから。取り敢えず…総悟達に連絡をした方がいい。…それと学校にもな」
私は皆に土方の家に来るように連絡をした。
そして、
『先生…今日は学校休みます』
12人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ヒスイ(プロフ) - 万年金欠少女さん» はい!沖田総悟の話はカゲロウデイズを1部借りて書きました!分かってくれる人が居て嬉しいです! (2019年1月20日 19時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
万年金欠少女 - カゲデイですよね (2019年1月18日 22時) (レス) id: dec6283946 (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - レグリア(蒼炎Δ)さん» コメントありがとうございます!いいセンスだなんて嬉しいです!!! (2018年12月6日 20時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
レグリア(蒼炎Δ)(プロフ) - ザ・ワールド………中の人ネタですね……いいセンスだ……((((((( (2018年12月6日 19時) (レス) id: d46efa7a1f (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - 雪華さん» ありがとうございます!!!これからもよろしくお願いしますね! (2018年11月29日 10時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:♪ヒスイ&みよ♪ | 作成日時:2017年1月24日 20時