大好きでした。さようなら、皆さん。 (ページ1)

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story1�・第二章�・ページ1

「もう無理だよっ!!」

ガタッと僕は椅子をから立ち、ヒロ兄を睨み付けた。
元はと言えばヒロ兄のせいなのに…飄々と笑うなコノヤロー

吉「ま、まぁまぁ…ね?A?」

「言い訳は聞かない!!」

狩「…A先輩、取りあえずやりましょう?」

「分からないし、めんどくさいからヤダ!」

そう言って机に突っ伏した僕をみて、はぁ…A先輩は…と言っている狩屋君を殴りつけたくなる。
だかそれを、理性が抑えつける。

…現在机に広げられているのは数学、英語、現国の参考書。
僕が、学校に行ってなかった間の勉強をやろう、と思ったが矢先に出て来たのは、わからない！の一言だった。
あぁ…我ながら情けない。

吉「A、最悪高校行けなかったら秘書として、歓迎するよ…」

「出来るようにはなりますからっ」

キッと再度睨みつけるも無論、効果なし。

♪�・目障りの連中報復制裁�・((ﾋﾟｯ

「もしもし…また、お前かよ!!かけてくんなって言ってるだろ!!」

？『…謝りたくて、その…』

「…おまえに謝られたって意味ない!!」

ﾋﾟｯ

僕は苛つきに任せてスマートフォンの終話の所を押した。
ツーツーツーとなる、無機質な機械音を遮るために電源を切った。

狩「A先輩、誰だったんですか?」

吉「Aがそんなに取り乱すなんて…誰？」

「…憎い奴だよ」

それだけ言って、いすに座った。

…今更謝ったって意味ないじゃん。
心の中は泣いていた。