8.愛されてショッピング。 ページ8
クッキー、クッキー、クッキー、クッキー。
目の前に広がるのはアイシングがかかって、綺麗に包装されたクッキー。
「かぁ、可愛ええなぁっ!」
左馬刻「○○クッキー好きだったよな」
「うん!こーゆークッキー大好き!」
本日、日曜日。
左馬刻がクッキー専門店へ連れてってくれたのだ。こんなお店があるなんて露ほども思わなかった。
「可愛いだけでなく美味しそう…」
ズラっと棚に並んだ輝くクッキーに目を配らせる。
…全部食べたい…
左馬刻「好きなもん選べや。特別に今日は奢ってやるからよ」
「ほんとっ?!左馬刻イケメーン!」
左馬刻「付き合うか?」
「何言ってるんだ君」←
選べない…ッ、クソ、どのコも捨てがたい!
このダイヤモンドの形でデコレーションされてるやつか、 ハートでピンクのやつ!迷う!
(語彙力破滅的)
「左馬刻は、どっちが可愛いと思う?」
左馬刻「あ"……俺か?」
私の指さしたクッキーを見つめる左馬刻。
左馬刻「…どっちも買ってやる」
「ほんとっ?!左馬刻イケメーン!」←
左馬刻「ロボットでももっとマシな返答よこすと思うけどな」
左馬刻はそっとクッキーに手を伸ばし、お会計を済ませた。…おお、サイフもええもんもってるやないですか…()
「いやぁ、今日はありがとねぇ!」
左馬刻「まァ、○○の為なら何でも買えるがな」
「…………左馬刻…………」
買ったクッキーを早速取り出し、包装をやぶる。
これ、家宝にしてもいいよな?うん??
マジで食べるの勿体ないぞよ。
「が、食べる!!このクッキー達が浮かばれないからなぁ!クッキーよ、凛々しく私に食われるが良い!」
ボリボリ、と1口食べると、口の中に広がる甘み。
「う、うまいいいいいいあああああ!!!」
左馬刻「ハッ、なら良かった」
左馬刻は私の顔に手を伸ばして、口周りに付いていた欠片を取ってくれた。
「んん、ん…グゴホォ!?み、水ごほっ」
いきなりハイウェイ(白目)を飛ばしすぎたせいか、
喉に詰まったクッキー。
「んっ、…ふ………はぁぁ、ビックリしたぁ」
左馬刻「…それ、俺が飲んだやつだけどいいよな?」
「…つまり?」
左馬刻「関節キス。」
「さっ、先言ってえぇぇ?!!!」
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首絞め社畜 - はっきり言って最高(*`ω´)b (2020年9月3日 2時) (レス) id: 5004386429 (このIDを非表示/違反報告)
ゆる - 面白い!ですが、名前を変換出来るようにして下さい!更新楽しみにしてまぁぁぁす! (2020年8月3日 17時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
オリオン - キーワードの「雑愛」はこの小説と関係ない気が.......それであっているならもうしわけ。 (2019年10月13日 4時) (レス) id: 875e187db6 (このIDを非表示/違反報告)
.さ さ き.(プロフ) - ま、マジですか…??? (2019年5月17日 23時) (レス) id: b7e46f243a (このIDを非表示/違反報告)
タピオカ(プロフ) - 名前が変更されない…w (2019年5月17日 11時) (レス) id: 7d5c31fac9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:.さ さ き. | 作成日時:2019年4月21日 21時