23話 ページ27
ダイゴside
『むかしむかし、ある所に1人の少女がいました。彼女に家族はいませんでしたが、家族のように接してくれる青年と幸せな毎日を過ごしていました
しかしそんな日々は永遠には続きませんでした
彼らの住む街に隕石が降ってきました。あまりにも突然のことだったので、逃げきれず多くの民が犠牲になりました
隕石が落ち着いたと思われたその時、中からポケモンが出てきました。そのポケモンは人間に罰を与えるように攻撃をしました
彼は民が犠牲になっていく様子に耐えることができませんでした。民を、少女を助けるために彼は立ち上がり、自らの命を以って厄災から人々を救ったのでした』
....
正直言って半信半疑だった
隕石落下、多くの犠牲者
隕石から現れたポケモン
そしてAを支えた“彼”の存在
突然入ってきた多くの情報が頭の中を駆け巡って、僕の思考回路を乱していく
「ちょっと待って。それはホウエン地方の話かい」
『そう、こことは違う...けれど同じホウエン地方の結末』
「それじゃあ、君は並行世界からやってきた存在....？」
『平たく言うとそうなるのかな」
Aは同じ世界の住人ではない。そして、このホウエンにも同じ結末が迫ってきているという警鐘が鳴らされ、頭を鈍器で殴られたような衝撃が走る
「以前、Aは言ったよね
自分の無知が僕を殺したって」
『.....』
「その物語の主人公がAなら“彼”は僕のこと、そして僕はその世界で命を落としたってことになるけど」
『それで間違ってない。彼は...ダイゴはあの瞬間民を守るために死んだ』
純粋に疑問だったんだ
「どうして僕の死でAが責任を負っているんだい」
彼女が表情を曇らせた。その様子をみて少し怖気づく
でもここで、ひくわけにはいかない
無理をしなくていいと言えばまた彼女は1人で苦しみを背負うことになるのだ
口を震わせながら彼女はまっすぐこちらを見た
その表情は今までにないくらい悲しくて、つらそうな笑顔だった
続く (更新停止中)
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みお(プロフ) - 初めまして！作者のみおです！更新が遅れて大変申し訳ありませんでした！コメントありがとうございます！まだまだ新参者で、皆さんに支えられるところも多いと思いますが、応援よろしくお願いします！ (2016年10月7日 22時) (
レス) id: b8335f1734 (このIDを非表示/違反報告)
minoku(プロフ) - 初めまして！minokuと申します！メイド夢主さんとダイゴさんの関係が凄く気になりますね…！！更新頑張って下さい^ ^！楽しみにしていると共に、応援しております！！！ (2016年10月7日 0時) (レス) id: 14d865179c (このIDを非表示/違反報告)
夢代ツバキ - みおさん» 私もあまりコメント出来ませんが、楽しみにしてます。頑張ってください!! (2016年10月5日 23時) (レス) id: 39392b36ad (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - 夢代ツバキさん！私にとっての初コメントでとっても興奮してます！本当にありがとうございます！初めて3日の素人ですが、こんなに褒めてもらえて嬉しいです！夢代ツバキさんや他の読者様にも満足していただけるような小説を目指して頑張ります！長文失礼しました！ (2016年10月5日 13時) (レス) id: b8335f1734 (このIDを非表示/違反報告)
夢代ツバキ - こんばんは。ポケモン大好きの夢代ツバキと申します。初コメだあ･･･!と喜んでいる私です。ダイゴさんがイケメンで、吐血して死にそうです･･･。更新、頑張ってください! (2016年10月4日 1時) (レス) id: 39392b36ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みお | 作成日時：2016年10月2日 22時
