【進撃の巨人】兵士長と《不思議》な子 (ページ5)

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第2話ページ5

ミーンミンミン
ミンミンミンミィーン

ん？
何か人の気配がする…
気配がする部屋は確か…
私の部屋…

A「誰か来たのかな？」

私は少しの間走ったが、能力があったのを思い出して、私の部屋の前に…と願った。
するとすぐに着いた。

あのまま走ってたら、何分掛かっただろうか…
私はゆっくりと扉を開けた。

A(気絶してる人が居るんだけど…)

私の部屋のド真ん中で気絶してる男性がいた。私は少し考えた後、可愛そうと思い仕方なくベットに寝かせようとした。

ぐおふぅっ、重っ!！
もういいや、引きずろう。

A「はぁ、疲れた。てゆうか、知らない人を手当てしてあげる私偉い。

そういえば、この男の人のマント(？)が血でぐっしょり濡れてるんだよなぁ…
どうしようか、おかげで私の手は真っ赤になっちゃったよ。
…まぁ、とりあえずこれ洗うか。」ﾎﾞｿｯ

～五分経過～

A(あー、暇、暇すぎてやること無い。
あ、昨日途中でまだ読み終わってない本あったなぁ。
今のうちに読み終わろ。)

私は立って、机の上にある本を手に取り、また椅子に戻った。

……

？？「おい、」

突然男性の声がした。
私はあまりにも急だったからびっくりしちゃった。
はぁ、何だよ。せっかく良い場面だったのに、こいつ邪魔しやがった。
私は自分でも、「何だよ」と言いたそうな顔をしたことが分かるほどに睨んだ。

？？「此処は何処だ。」

A「私の部屋だけど？」

？？「…あの時の餓鬼…何故此処に居y「もうすぐ、調査兵団が近くを通るんだ。馬に乗って帰ったらどうだい？」

私は少しスッキリした。
何故なら、こいつがイライラしているからだ。

？？「ﾁｯ…ああ、そうする。
馬はどうe「あ、馬は見つけたからね。」

フンッ、これでどうだ。
忌々しかろう、忌々しかろう。

？？「ﾁｯ…おい、出ぐh「出口は案内するよ。分からないと思うからね。」

ザマァ見やがれ、このチビめ。
あ、私のほうがチビか。

ガチャ

コツコツコツ

ガチャ

A「さあ、着いたよ。馬はあの木に繋いであるからね。」

？？「…」

何だよ、返事も言えないのかよ。
…まぁ、良いけどさ。

A「じゃ、私はこれで、じゃあね！」

？？「…ああ、またな。」

なーんだ、返事、言えるじゃないか。
私は部屋に戻った。
そして、部屋の中である独り言を呟いた。

A「リヴァイ、人類最強…か…生憎、私は人の心が読めるんでね。」

…と。